「もーめんどくさい!いっそのこと無視してやりたい!」
そんな本音を隠してなんとか職場の人とやり取りをしている方って結構多いのではないでしょうか?
わたしの職場にも「距離感が近く、アピールがめんどくさい人」がいました。
物理的な距離も近くてイヤなうえに、友だち多いよアピールがうざいしめんどくさい。
どちらかと言うと皆に引かれ気味の彼は「自分が人気者」だと思ってるようで、扱いにも疲れる面が多々ありました。
そうなんです。会社や職場にいるめんどくさい人と一緒にいるとマジで疲弊しますし、ほんの少し接し方を間違っただけで、問題が生じ厄介ごとに巻き込まれるケースもあります。
でも、職場では、面倒でも無視するわけにはいきませんので、なんとか上手に付き合っていきたいですよね?
そこで、本日は会社・職場にいるめんどくさい人の特徴別の対処法をご紹介します。
身の周りの「めんどくさい人」にうんざりしている方必見です!
無視はNG!めんどくさい人への対応は距離感保つこと!
めんどくさい人の一番の対処法は、なるべく接触しないよう距離感を保つことです。
- 近づかない
- 自分から話しかけない
- 話し始めたらなるべく短く会話を終わらせる
- SNSでは繋がらない
- プライベートのことは話さない
- ランチや飲み会は同席しないよう避ける
と、今すぐできる工夫もあると思います。
でも、プライベートとは違い、仕事仲間であれば関わらずにはいられないケースも多いですよね。
もちろん、イヤだからと言って職場の人を無視することは現実的ではありません。
ですから、例えめんどくさい相手であっても工夫して関わっていかなければいけません!
次章では、避けられない相手の対策について詳しく説明していきます。
会社・職場にいるめんどくさい人の特徴別の対処法
めんどくさい人に共通する特徴は、「めんどくさい」と思われていることに気づいてないこと!
- 空気が読めない
- 人の気持ちがわからない
- 間が悪い
- 何も考えずに言葉を発している
- 相手に寄り添う感覚が薄い
と、相手がどう感じているのかを察知することが苦手なタイプが多いようです。
そのため、自己中心的なふるまいをし、さらには自覚がないため改善もできないという負のサイクルに入ってしまいます。
ですから、誰かが指摘しない限り「めんどくさい言動」を直すのは難しいケースが多いのです。
そんな人を相手にするわけですから、自分もイヤな思いをしないようにしっかり対策していきましょう。
自慢が多い・自分をアピールする人
人の自慢話ってマジでうざいしめんどくさいですよね。
自慢を快く聞けるのって、「家族や大切な友人、恋人など限られた相手のみ」という方も多いと思います。
自慢話の多い人は、「自分を大きく見せたい」「自分の心の穴をカバーしたい」という心理があると考えられます。
また、自分は普通に会話しているつもりで、自慢している自覚がない人もいますので、本当に厄介です。
対処法
自慢話が多い人への対策は、
- 話題を変える
- 適当な相槌で聞き流す
- もちあげて聞き流す
適当にあしらうことが難しい相手であれば、「すごいですね~!」と持ち上げて話を一通り聞いてから、違う話題に変えましょう。
言い訳が多い人
職場で言い訳が多い人って、腹が立つし、めちゃくちゃ嫌な気分になりますよね。
- でも、○○
- だって、○○
- いや、○○
など、言い訳をして自分の非を認めず、しまいには他人のせいにしてしまう。。最悪ですね。
まわりには「あの人と一緒に仕事するのめんどくさい。。。」と思われてしまう存在です。
対処法
- 言い訳を一通り聞く
- 改善策を話し合う
- 自分も至らないところがあったと謝ってみせる
言い訳をする人と話をしていると、どうしてもイライラすると思いますが、頭ごなしに叱ったり、怒りをぶつけるのはよくありません。
話を途中で遮っても相手は最後まで言い訳できないせいで不満を感じ、あなたの話に耳を傾けてくれない可能性があります。
ですから、まずは相手の話を一通り聞いてから、「改善策を一緒に考える」または「よい方法を伝える」ようにしましょう。
また、相手のやったことが理由で、自分の苛立ちがおさまらない時は、まずは謝ってもらいましょう。
「いい分は聞くけど、まずは謝まってほしい」旨を伝えましょう。
愚痴と悪口が多い人
愚痴や悪口・陰口が多い人って、何かしら不満があるんです。
会社での待遇の悪さや他人に対する嫉妬などによる不満が大きくなり、自分ばかりが我慢をしていると感じることから、攻撃的な言葉を発してしまいます。
愚痴や悪口って、誰からも見てもイヤな気持ちになりますね!
もちろん、親しい友人に聞いてもらいストレス発散するのは、全然構いません。
ですが、相手や場所を考慮せずに愚痴や悪口を言ってしまう人は、めんどくさい人と思われてもしょうがありません。
対処法
愚痴が多い人や悪口、陰口をたたく人と一緒に仕事する際に注意することは、絶対に仲間だと思われてはいけません。
会話・行動ともに最小限に留める工夫をしましょう。
- 愚痴や悪口に共感しない
- 愚痴や悪口を否定しない
- 他人事として対処する
- プライベートな話はしない
愚痴や悪口に対する反応は、できる限り避けましょう。
何か対応が必要なときが、「ふーん」「そうですか」など、いいとも悪いともつかない相槌や「無言の苦笑い」でかわしましょう。
恩着せがましい人
「僕がおごります!」「わたしがやっておきました!」
など、やったことアピールが多く、相手から感謝されたい気持ちが過剰に言動にでるタイプの人もいます。
しっかりお礼の言葉を伝えないと、「失礼だ!」など、文句を言ってくる人もいて、とてもめんどくさいです。
対処法
「その言い方。。。(恩着せがましい。。)」と思っても、そこはグッと抑えましょう。
対策は、
- お礼を言う
- 喋らせておく
と、基本的にお礼を言えば本人がご機嫌になるのであれば、そうしましょう。
いつまでも、自分がやったアピールするタイプの人は、話し終わるまで放っておきましょう。
感情の起伏が激しい人
感情の起伏が激しい人って結構いますよね。
- 怒る
- まわりに当たる
- 不機嫌になる
- 拗ねる
など、負の感情のコントロールができない面が特に目につきます。
機嫌がよい時と悪い時の差が激しいことで、まわりが振りまわされてしまいホント疲れます。
対処法
感情の起伏が激しい人は、楽しくしているときは全然いい人だったりしますので、ネガティブな感情に気を付けることが大切です。
- 否定しない
- 反論しない
- 流さない
- イヤなこと、苦手なことはしないように注意する
と、相手の話や意見を聞いたうえで、改善策を話し合うようにしましょう。
忙しいときに話しかけてくる人
「今忙しいって見てわからないかな。。。」と思うタイミングにガンガン話しかけてくる人っていますよね。
もちろん、業務に関する内容の話であれば、自分が忙しくても対応するべきなのですが、仕事に関係もなく、今である必要性がない話をしてくる人は、ホントめんどくさいです。
対処法
話を遮ってはっきり断ることが必要です。
- ○○時まで、この仕事をやらなければならないので
- 今日、仕事が進んでないので
- 急ぎの仕事をしているので
と、理由を言って話すのを断りましょう
断るのが難しいときは、少し話を聞いてからお手洗いや他の理由を言って席を立ちましょう。
おしゃべり・私語が多い人
とにかく私語が多い人っていますよね。
ちゃんと仕事してるんだろか?と思うほどにいつ見ても誰かと喋っている人もいます。
いつでも、どこでもペチャクチャおしゃべりをする人は、捕まると話が長く自分の時間を奪われるため、めんどくさいと思われがちです。
対処法
おしゃべりな人に対して注意すべき点は、自分もおしゃべり好きと思われないようにすることです。
- 絶対に会話を広げない
- 迷惑そうに適当な相槌で返す
- 話しかけられたときやおしゃべりの合間に席を立つ
と、まともに会話しないための工夫しましょう。
理詰めで話す・正論しか言わない人
仕事をするうえで、論理的であることや理屈が通っていることは、とても重要なことです。
でも、「こうあるべきだ」という考えを理詰めで話すと、
- 正論しか言わない
- 融通が利かない
- 相手の意見を封じてしまう
と、扱いにくくめんどくさい人と思われてしまいます。
また、困ったことに、理詰めで何かを言われたときに言い返しにくいと感じる方もいます。
ディスカッションを希望していても、その話し方のせいで意見交換ができなくなってしまうのです。
対処法
- 正面から対抗せず受け流す
- 反論するときは、事前にしっかり調べる
理詰めで話す人と会話していると、話によってはムカムカしてきます。
でも、怒りは抑えて「また言っているな。。。」くらいに思い、適当な相槌で受け流しましょう。
「そうですね」「おっしゃる通りです」など、肯定的な反応がいいでしょう。
仕事上の会話となれば、内容によっては意見を述べることや反論が必要となります。
そんなときは、事前にしっかり情報をリサーチして、何と言う言葉で伝えるのか決めておきましょう。
また、相手が話したことを細かくメモしておいて、調べた上で後から再度話をするのもありです。
保守的な人
保守的で柔軟性のない人っていますよね。
- 変化を嫌う
- 新しいことに挑戦したくない
- リスクを避けたい
- 多数派でありたい
と、職場では年配の人に多いイメージがありますが、若い世代であっても当てはまる人は多くいます。
対処法
- 何を嫌うのか観察する
- 保守的な意見を認めたうえで話を進める
- こちらの価値観を押し付けない
保守的な人と職場で上手に付き合うには、保守的な部分に同調したうえで、少しの挑戦を提案することです。
もちろん、褒めるのも効果的です。
大きな変化は苦手に感じますので、「多数派はそうしている」という情報と「ほんの少し譲ってほしい」というお願いを交えて誘導することが大切です。
あくまでも相談のうえで納得してもらい物事を決めていくスタンスが必要です。
仕事が細かすぎる人
仕事が細かすぎる人もいますよね。
- スケジュールが分刻みで細かい
- ミスを許さない
- ルールを絶対的に優先する
- 文章チェックやアジェンダ順など、こだわりがあって要所要所で細かい
など、仕事のやり方が細かすぎるタイプです。
仕事を丁寧に行うのはいいことですし、多くの場合、こだわってきちんとやるくらいが最終的には良い結果をだすことが多々あります。
でも、実際のところ、仕事では「丁寧に細かくー」などと言ってられない場面も多いと思います。
スケジュールだってありますし、時間の制約がある中では、他人に厳しく細かさを強要する人は困ってしまいます。
対処法
- 意見をきちんと最後まで聞く
- 指摘された時はお礼を言う
- 相手のレベルに合わせる
- 方向性が違うときは指摘する
細かい人のやることは、職場では間違っていないケースがほとんどです。
ですから、意見をしっかり聞き入れ可能な限りは相手のレベルに合わせてあげましょう。
仕事に支障がでる際は、「譲れる部分」と「譲れない部分」を話し合うことがおすすめです。
自分ができない範囲であれば、「フォローしてくれませんか?」とお願いしてしまいましょう。
否定的な人
職場には否定的なことばかり言う人っていますよね。
- 会議で否定的な意見を言う
- レポートや提案書にダメだしをする
- なぜできないの?と聞く
- どうせ、やっぱりなどの否定的な前置きを使う
教育の一環なのか、単なる性格なのかは人それぞれですが、相手にとてもストレスをかけるめんどくさいタイプの人です。
対処法
- 期待しない
- 気の毒な人だと思う
否定的な人と一緒にいると、本当に嫌な気持ちになりますし、相手にするのが面倒と感じると思います。
一言一言に傷つかないよう、その人に対し、「何も期待しないこと」「表現下手な気の毒な人だと思うこと」を徹底しましょう。
わたしの会社のめんどくさい人ーおまけの体験談ー
わたしが以前勤めていた職場にもめんどくさい人がそれなりにいました。
今思い出してもパパっと何人か頭に浮かびますが、仕事中一番面倒なのは、とにかく話が長い人です。
- 話だすと止まらない
- 勝手に話を広げる
- 会議中の発言も長い
- 趣味の話だと尚更長い
- 就業時間がすぎて帰りたいのにお構いなし
- 仕事の手は止まったまま
と、なんだかあらためて文章におこすと最悪なタイプですが、この人はおしゃべりだけではなく、仕事の話もめちゃくちゃ長くいつも途中で話が脱線します。
会議はいつも時間オーバー、仕事での確認で会話をしていても、こちらから「ありがとう!助かりました!」と切り上げなければ、聞いてもいないことまで永遠としゃべりまくります。
そーゆうタイプと知らずに捕まってしまい、迷惑そうに話に付き合わされている人を何度も見かけたことがあります。
でも、本人に悪気はありません。
聞けばなんでも答えてくれますし、親切に調べてくれることもあります。
もちろん喋くり中は仕事が進んでいない点や、はっきり言ってめんどくさい点など、悪い部分もありますが、基本的に悪い人でありません。
その人をよく知り上手に対応することで何とかなっていました。
ですから、どんな相手であってもよく知って対策を考えて付き合っていくことが大切なのだと思います。
まとめ
会社・職場にいるめんどくさい人の特徴別の対処法をご紹介しました。
当てはまるタイプがいる人は、必ず対策を立てて接するようにしてくださいね!
最後に、めんどくさい人が職場にいるときに注意してほしいことをお伝えしたいと思います。
人は微妙な人と長い時間一緒にいると、考え方や感じ方が麻痺してしまうことがあります。
もちろん、相手の一挙一動にいちいち反応していたら、へとへとになってしまいますので、動じない強さを習得するのは大切なことです。
でも注意が必要なのは、自分も似てきてしまうことです。
おしゃべりの人が多いと、少しくらい自分も喋ってもいいかと思うようになるかもしれません。
悪口ばかりの職場にいると、嫌いな上司の悪口に思わず同意してしまうこともあるかもしれません。
そんな風に、過ごす環境によって受ける影響は大きいものです。
自分がイヤだと思うことは、心の中でもしっかり意識して「自分もめんくさいと思われる人」にならないよう注意することが大切です。