「この人、めちゃくちゃ気が利く~!」
と思う人っていますよね。
わたしの前の職場にも、とても気が利くアシスタントの方がいました。
出がけにバタバタしていたせいで伝え忘れたことがあり、後で「ヤバ~」っと思って連絡すると、
「そう思ってやっておきましたよ~!」
と人知れずフォローをしてくれるような方でした。
と感謝しかありませんでした。
このように、気配りができる人って、
。そこで、本日は気が利く人の特徴と行動パターン、自分が気が利く人になるにはどうすべきかその方法をご紹介していきます。
自分も気が利くスマートな大人になりたい!と思っている方必見です。
仕事や職場で気が利く人の特徴と行動パターン
気が利くとは、
物事をするのに、細かなところまでよく気がつく、心が行きとどく、気転がきく。引用元:コトバンク
とあるように、気が利く人はいろいろなことによく気が付きます。
特に仕事で気が利く人というのは、 です。
そういう人が身近にいれば、頼りになる存在ですし、安心感さえありますよね。
気が利く人は状況を判断する能力が高いため、仕事ができる人が多いのが特徴です。
言葉を端折らない(はしょらない)
気が利く人は、コミュニケーション能力が高く必要なことをしっかり言葉にして伝えることができます。
- 日々の挨拶
- 感謝の気持ち
- 自分の意見
仲良しであったり、後輩や自分よりも年下の人が相手でもなあなあになることなく挨拶や感謝の言葉を伝えることで、
。まわりの状況をよく見ている
気が利く人は、周りの状況や変化をきちんと把握して、先手先手で動くことができます。
- 困っていないか
- いっぱいいっぱいで作業をしていないか
- 雰囲気は悪くなっていないか
- この後の仕事で何が必要になるか
と、他人の状況や仕事の流れを見越したうえで、
。声のかけ方が上手
- 手伝うことを聞く
- ミスがあれば伝える
と、この2つの対応がとても上手です。
- ちょっとしたミスは本人にだけにわかるように伝えてフォローする。
- 自分の手が空いているから、手伝いたいという姿勢で聞く
と、相手を立てた対応によって、相手が気分を害することなく 状況を作ります。
人の気持ちを察することができる
気の利く人は、人の気持ちを察することが得意です。
表情やちょっとした変化に気づくことができますし、基本的に相手の立場にたって物事を考えていますので、 。
何か決めるときは決定権がある人に話を通す
- 引き受けるとき
- 断るとき
- 誰かのヘルプに入るとき
など、仕事の状況が変わるときは、必ず上の立場の人を立てた行動ができます。
上司や先輩、プロジェクトリーダーなど、そのときの仕事で
仕事・職場で気が利く人になるには?
仕事で気が利く人になるためには、コミュニケーション能力を高めてまわりの人を気にすることが大切です。
それでは、詳しくみていきましょう。
自分からコミュニケーションをとる
自分から積極的にコミュニケーションをとる努力をしましょう。
気が利く行動をするためには、まわりにいる人を知ることが必要です。
- 挨拶は自分からする
- 後輩や仕事仲間の状況をさりげなく聞く
- 上の立場の人とよく話す
- 報連相を怠らない
- 何か決めるときは決定権がある人にきちんと話を通す
- 他人に興味を持つ
- 聞き上手になる
時間に余裕を持つ
仕事を効率的に進めるのはもちろんのこと、出勤時間、待ち合わせ、仕事の締切など何に関しても余裕を持った行動を心がけましょう。
自分のことで精一杯の人は、
ましてや他人のフォローなどしている時間もないわけですから、気が利く人とは程遠い存在となってしまいます。
まずは自分のスケジュール管理を徹底し、自分がやるべき仕事をしっかりこなしたうえで、心と時間の余裕を作りましょう。
まわり全体をみて仕事を進める
まわりの様子をしっかりみて行動するように心がけましょう。
他人の仕事を手伝うことだけが気が利く人という訳ではありません。
まわりの仕事がスムーズに進むよう もとても重要です。
- 全体のスケジュールと進捗を把握する
- 仕事の負担が偏っていたら改善を試みる
- 自分の手が空いたら人を手伝う
- 効率があがる工夫をアドバイスする
- 自分ができることは手を挙げて積極的に動く
- 変更に対しても柔軟に動く
- 断るときや何かがNGになったときは代案を準備する
自分がやりました!アピールは絶対しない
- わたしがやりました!
- わたしって気が利く!
と、自分がやっておいたよ!とアピールしたり、褒めてよオーラをだすのは、絶対にやめましょう。
せっかく気が利く行動ができていても、
同じ行動をしてもたったそれだけのことで、気が利くのではなく、 だと思われてしまうのです。
また、過剰な気くばりは、逆に
どんな時でもさりげないフォローし、気配りしていると相手に気づかせないことが本当の意味での気の利く人と言えるでしょう。
気が利く人は怖い?疲れる?ネガティブな印象を受けるケースも?
気が利く人と言えば、
そんなポジティブな印象が強いと思います。
実際に気が利く人に対して、
- 頭がいい
- モテる
- すごい
- 自分も気が利く人になりたい
など、人に好かれる要素が多いのは事実なのですが、その一方、一緒にいると疲れると感じる方も結構いるんです。
気が利く人の行動が、 ケースです。
- 怖い
- 疲れる
- 偽善者
- わざとらしい
- 鼻につく
- うざい
- 嫌い
- 苦手
- おせっかい
と、完全にネガティブな印象を持たれてしまいます。
まわりをフォローしみんなに好かれる行動のはずが逆に
実は、これにはいくつか理由があります。
計算した行動だとバレバレ
先回りをしたり、率先して何かをしたりと、本人は気が利く行動をしているつもりかもしれませんが、明らかに計算された行動だとバレバレのケースです。
このタイプの人は、
特に職場では、上の人ばかりを気にしずぎる余りに、偉い人に媚を売って高評価を得ようとしている人だと思われてしまいます。
まわりの人が気が利かないように見える
人の評価はどうしても相対的になりますので、誰かが率先して機敏に動いていると、まわりはあまり頑張っていないように見えてしまいます。
比較されることで、 のように感じてしまう人もいるかもしれません。
よかれと思った行動でも、まわりの状況がしっかり見えていないと、このように
になってしまいます。フォローが相手の負担になる
親切心でやっていたとしても、有難迷惑となってしまいます。
であればうまくそれが伝わりませんし、- 自分のペースで進めたい仕事なのに必要のないフォローをされる
- 相手のためと思っているのだろうが、細かいことを言いすぎて疲れるし鬱陶しい
- 気が利くアピールがうざい
- 気が利きすぎて裏があるのではないかと怖い
- 気を使われているから、こちらも気を使ってしまい疲れる
と、気が利く行動が裏目にでてしまっているケースです。
このように思われている時点で、配慮が相手に見え見えであり、 ですよね。
気が利きすぎているとも言えます。
まわりの気持ちがつかみきれていないことが原因です。
「気が利く人」と「気を使う人」は違う
「気が利く」も「気を遣う(気を使う)」も調べると似たような意味合いとしてとれるのですが、実はまったく異なります。
気が利く人:相手の望んでいることを察し、それに応えるために的確に行動する
気を使う人:自分の立場を守り、相手が気分を害さないように動く。相手の意見や考えを優先し自分は我慢する。
といった、意味があると思います。
この2つは全然違いますよね。
仕事をしていて気が利く人に対し、わたしは
ことがよくあります。でも、気を使う人に対しては、
さらに私自身、人に気を使っていると思われないよう、普段から自分の振る舞いには注意しています。
気がきく人になろうとしたとき、間違って気を使ってしまうことって結構多いと思います。
相手の負担にならないよう、しっかり意識をすることが必要だと言えます。
見習うべき気の利くわたしの先輩のお話 ーおまけの体験談ー
わたしが初めて意識した気が利く人のお話です。
その人に会ったのは、わたしが入部した部活でのこと。
彼女はわたしの2つ年上で をしていました。
- ミーティング前にミーティングルームを予約し、ホワイトボードやペンなど必要なものの準備や資料の作成をし、資料を全員に配布をする
- ミーティング中にあらたに何か必要になれば、すぐに手配する
- 部費の管理と道具の調達、先生への連絡を行う
- 練習施設の予約と連絡
- 会合の人数や場所の予約、全員への周知
これらがマネージャーの主な仕事で、
社会人である今であれば、これくらいのことはマネージャーの役割としては、当たり前のことだと思うかもしれません。
でも、高校から初めて部活に入った甘ちゃんなわたしにとって、これらを軽々とこなしている先輩の存在は
のです。あるタイミングから選手兼マネージャーになった私は、なって
いつも一緒にいたはずなのに、いざ自分がやることになるまでは何も見えていなかった自分にも驚きました。
自主的に動きまわりの人の役に立つ行動をスマートにしている先輩は、正に気が利く人であり、2つしか年が違わないのに、もっとずっと大人であるように感じました。
マネージャーの仕事を始めてからは、バイト中でも自ら何ができるか、何をすべきかを考えるようになりましたし、明らかに自分の中で少し考え方が変わったように感じます。
現在、仕事をする際に、何か気になることがあるときに自主的に動けているのは、学生時代のマネージャーの仕事で学んだことが大きく影響していると思います。
もし彼女に会っていなかったら、今のわたしはもっと違う考え方を持つ人になっていたかもしれませんね。
部活の先輩のように気が利く人には程遠いとは思いますが、それでももっと気が利く人に近づきたいと今もなお思っています。
まとめ
気が利く人の特徴と行動パターン、自分が気が利く人になる方法についてご紹介しました。
気が利く人になるのは、そうそう簡単ではありませんので、少しずつできることから挑戦してみてくださいね!
また、くれぐれも気が利く人アピールをしないよう注意も必要です!