と、以前は楽しく会話をしていた友達のはずなのに、ある時から「話が合わなくなった」と感じることってありますよね。
わたしも、就職して3年ほどした頃、学生時代から仲良くしていた友達と
その友達とは徐々に距離をおき、最終的には関わるのをやめました。
これは、まさに「話が合わない」と感じた末の結果でしょう。
大切な友人だったはずなのに、話が合わなくなる原因はなんなのでしょう?
さらに、話が合わなくなったら疎遠になる道しかないのでしょうか?
そこで、本日は友達だったはずなのに話が合わなくなる原因と話が合わなくなったときの対処法をご紹介します。
最近、友達との会話がつまらなくなったかも。。と感じている方必見です!
友達なのに話が合わない・合わなくなる原因
誰かと話が合わないと感じるのは、
- 共通点がない
- 興味の違い
- 知識量の違い
が主な原因と考えられます。
一つの話題に対し、同等の知識量で
でも、どちらかがほぼ知らない話題をあげても、一方は話す(説明する)ばかり、一方は聞くばかりとなります。
もし聞き手がその話題にまったく興味がないとしたら、会話していても全然つまらないですよね。
このようなやり取りが多い相手に対し「話が合わない人」だなと感じるようになります。
では、もともと楽しく会話ができていた友人と話が合わなくなってしまうのは、どんなときだと思いますか?
それは、どちらか一方、もしくは両方の興味の対象が変わったか、何かの知識量が増えて同じ目線で会話ができなくなったときだと考えられます。
同じ目線ではなくなる理由を詳しく見ていきましょう。
環境が変わったから
話が合わなくなる最も多い理由は、自分が生活する環境の変化が大きいでしょう。
人生にはさまざまなイベントとステージがあります。
- 学生時代
- 社会人
- 就職・転職
- 恋愛
- 結婚
- 家族
と、人によって経験する出来事は異なり、その時々でおかれる環境に伴い興味の対象も変わっていきます。
ですから、以前は仲良しだっと友人でも、まったく 可能性はでてきます。
どちらかが成長したから
- 何かに興味を持つ
- 何かの勉強をする
- 日々の生活で学ぶ・身につく
など、何かに興味を持って前に進むことで、人は徐々に変わっていきます。
成長することは、同じ環境にいたとしても ともなり得ます。
例えば、
以前は、職場の理不尽さに対し一緒に愚痴を語っていた仲間がいたとしましょう。
でも、自分はこのままではいけないと思い、資格をとる勉強をすることにしました。
次の目標ができた人には、
もうその仲間とは 人も多いと思います。
また、逆のケースもあります。
自分がうまくいかないことが多く立ち止まっている間に、友人はどんどん前に進み結果をだしているような状況だったとしましょう。
友人の頑張った話や成功した話を、 と思います。
引け目を感じたり、自分を情けなく思ったり、ひがんだりとネガティブな感情を持つ状態で会話をしていても、楽しくないと感じます。
このように、ずっと一緒にいた仲間や友人であっても、どちらかが成長し考え方や立ち位置が変わることで、話が合わなくなることがあるんです。
だんだん話が合わなくなる環境の差とは?
昔は気の合う友人だったのに、なぜか話が合わなくなる理由として、
についてみていきましょう。既婚・独身・子持ち
友達同士で最も生活環境に差がでるのは、結婚しているか?子供はいるのか?という点でしょう。
家族と一緒に生活をしている人と一人暮らしをしている人では、まったく環境が異なります。
また、子持ちの人はどうしても になりますよね。
独身者からすると、
だけでも引け目を感じてしまうタイミングでは、「早く結婚した方がいい!」だの、「子供はかわいい」だの言われたら、話が合わないと思って当然です。また、逆に既婚者だって独身の友人に対し話が合わないなと感じることもあります。
となる独身者の話に対し、昔のようには遊べないし、子育てや家族との生活を守るので精一杯で、恋愛とか趣味とかに全然興味がなくなってしまっているケースもあります。
専業主婦・主夫か否か
昔からの友達に会った時に、専業主婦・主夫なのかバリバリ働いているかでも、価値観に大きな差がでることがあります。
毎日の思うところや悩みの内容がまったく違いますよね。
と では、あまりにも共通点がなくなりすぎることで
だけではなく、 、話が合わないと感じるようになります。地元の友達、高校・大学など学生時代の友達
大学や就職を期に実家から離れる人もいますよね。
もし地元が田舎であれば、都会にでるだけで大きく生活環境が変わりますし、就職して務める会社によってもそれぞれの経験値に大きく差がでます。
- 新しい友人
- キャリア
- 仕事の考え方
- 結婚
- 経済力
- 将来設計
- 価値観の違い
など、学生時代に一緒にいた友達でも、年齢を重ねるうちに環境が大きく変わります。
学校にいた頃は、 あっても、かみ合わないことが多々出てきてしまうんです。
その中でも、
- 一方的に話をする
- マウンティングしてくる(ように感じる)
と、どちらかが自慢や自分の話ばかり。。という状況になってしまうと、話していても 感じるようになります。
長い付き合いの友人
配慮がなくなってくるケースがあります。
仲が良すぎるため、家族のような親近感が強くなってしまい、思いやりのない対応になってしまうからです。
- 相手が忙しい時間帯を気遣うことができず、時間に対する配慮ができなくなります。
- 自分の言いたいことを、とりあえずガーっと一方的に話しまくります。
- 自分はこうした方がいいと言う考えや価値観を、アドバイスや一意見として言うのではなく押し付けてしまいます。
昔から知っている友人や友達期間が短くてもいつも一緒にいるような友達同士では、遠慮がなくなっていくことで、配慮が足りない状態になりやすくなっているのかもしれません。
社会人になってからの友達・会社の同僚
社会人になってから、新しい環境でできる友人もいると思います。
入社直後は、同期の人ともよく飲みにいったという方もいるのではないでしょうか?
でも、
それは、どちらかが大きく成長し考え方が変わってしまったからだと考えられます。
学生時代とは異なり、社会人になってから学ぶものは人それぞれです。
仕事のこと、人間関係、将来のこと、自己啓発と、前向きに進んでいる人と同じ場所で単なる毎日を繰り返している人では、いずれ話は合わなくなって当然です。
話が合わなくなった友人とはどうするべき?対処法は?
話が合わなくなった相手とどうすべきか?は自分で決めなければいけません。
すっぱり関係を切って疎遠になるのか、その前にできることを試してみるのかは、自分自身の選択です。
でも、大切なのは
できる範囲の対策をしていきましょう。話が合わなくても仲良くする方法
友人と話が合わなくなったと感じても、その状況を改善したいと考えているのであれば、以下の方法をお試ししてみましょう。
相手対しに思いやりをもつ
- 相手がイヤな話題は避ける
- つまらなそうなら違う話題に変える
- 一方的に話してばかりいないで相手の話も聞く
- 相手の話は最後まできく
- 相手の話に興味を持つ
という心遣いが大切です。
一番、大切なことはどちらか片方が一方的に話さないこと!
もちろん、その時々で大きな悩みを抱えた方がたくさん喋るのは全然ありですが、常に一方だけが話しまくるのは、 し、聞き手も全然楽しくありません。
でも、自分ばかりが一方的に話しているときって、実は
ですから、相手がどんな様子で話を聞いているのかをチェックするクセをつけていきましょう。
相手が一方的に話すのであれば、話を聞いたあとで ようにしましょう。
また、相手の話がつまらないのなら、まずは
まったく関心がないことでも、流さず聞いていれば案外面白くなるかもしれません。
話題の引き出しを増やす
もともと仲良しだった相手なのに話が合わなくなるのは、環境変化によってお互いの興味が一致する共通の話題がなくなるのがほとんどの原因です。
だから、つまらないし、楽しくないのです。
前は楽しかったのに。。と思うことさえありますよね。
ですから、
のです。- おもしろいこと
- 癒されること
- いろいろな人が興味ありそうなこと
など、
をしてみましょう。ストレスを感じるならムリして合わせず距離を置く
- 相手の思いやりを感じないとき
- 自分が思いやりを持てなくなったとき
そんなときは、ムリをして合わせるのをやめて、少し距離をおきましょう。
ムリして一緒にいる時間はもったいないですし、ネガティブな感情が沸き上がるような状況であれば、心にも負担がかかるようになります。
- LINEやメールのやり取りを控える
- 電話はでない(あとでLINEででられなかった!ごめん!とメッセージを入れる)
- 忙しいと伝えてお誘いは断る
などして、しばらく
。それでも、どちらかの環境が変われば、また同じ目線で一緒にバカ話をできる日がくるかもしれません。
縁がある人とは、何年か会わない期間があっても、 こともあります。
前からの友達に固執せず、今の自分と話が合う新しい友達を作ったり、自分のやりたいことをするなど
を過ごしましょう。ずっと変わらない地元の友達 ーおまけの体験談ー
わたしには、小学1年から
小3くらいのときに一度喧嘩をして2年間程口をききませんでしたが、その後はかれこれ30年以上の付き合いです。
その友人とは、中学までは同じ学校でしたが、 を歩んできました。
- 学校
- 地元、上京
- 結婚、離婚、子持ち
- 仕事の内容
- 趣味
と、環境だけでなく興味のあることもまったく違います。
でも欠かさず、年に一回、正月帰省のときに会っています。
お互いの近況、職場での話、子供のことなんかを飲みながら話して、あっという間に5時間くらい経ってしまいます。
いつも、 と思って帰路につきます。
おそらく高校に入ったタイミングから、共通の話題はなくなったのでは?と思いますが、
。。。といった会話で、毎回楽しい時間を過ごせています。- べったりではなく、年一度飲みに行く
- たま~にLINEはしているので、細々と長ーい付き合い
- その友人に対し、確かに思いやりはあると思うし、人として尊敬している
と、仲良くできているのは「思いやり」の部分かなぁ~とは思いますが、理由ははっきりとわかりません。
でも、環境が違っても ということです。
もちろん、自分には「合わない」「一緒にいて疲れる」と感じ離れることにした友人もいます。
わたしの中では、その人と会ったり、電話やLINEをするための時間がもったいないと感じる相手は、近くにいない方がいいと思っています。
まとめ
以前は仲の良い友達だったのに話が合わなくなる原因と対処法をご紹介しました。
笑ったり落ち込んだりと、いろいろな時間を共有してきた友達は大切な存在です。
でも、環境の変化によって以前のような関係性でいられなくなっても、決して 。
楽しく会話ができなくなってしまたことで寂しく感じると思いますが、
一緒にいるのがツラく感じるのであれば、少しずつ距離をとるようにしていきましょう。