と、相手のいらない一言に傷ついたりムカムカしたりすることって、ありますよね。
余計な一言が多い人は、
- 怒らせる、喧嘩になる
- 嫌われる
- ハラスメントをしてしまう
など、トラブルを起こすことが多く、人間関係をうまく構築できません。
また、
と自分が言ってしまったいらない一言に後悔しているという人もいるのではないでしょうか?
そこで、本日は一言多い人の心理と特徴、言われたときの対処法、自分が余計な一言を言ってしまう人の直し方をご紹介していきます。
余計な一言が多い人の心理と特徴
なんか一言多い…。そんな人っていますよね。
何気ない会話をしているだけなのに、余計な一言があるせいで、不快な思いをすることも多いと思います。
なぜ余計な一言を言ってしまうのでしょうか?
その心理と特徴を詳しく見ていきましょう。
思ったことをついつい口走る
考えながら喋ることができないため、思ったことを次から次へと口に出してしまうタイプです。
心の中で思うだけにしておくべき嫌味や文句、愚痴なども ため、まわりから嫌な奴だと思われます。
他人を見下している・自分をアピールしたい
自分が優位になる一言を付け加えてしまうタイプです。
- 他人を見下していいる
- 自慢をしたいから
などの理由からですが、いずれも気持ちのいいものではありません。
無神経・空気が読めない
無神経で空気が読めない人は、
- 話の流れかがわからない
- 相手の気持ちがわからない
- これを言ったらどうなるのか予想できない
という理由で、相手が不快に思う言葉や皆があえて言わないことを
自覚がなくとても厄介なタイプです。
ウケ狙い・調子にのってしくじる
相手をいじったりツッコミを入れようとして、いらない一言を発してやらかしてしまうタイプです。
このタイプは相手によって、接し方を使い分けできていないのも問題と言えます。
学生時代の仲の良い友達相手であればいいかもしれません。
でも、社会人となると 一言で相手を不快にさせてしまいます。
自分をそういうキャラだと思っている
- 物事をはっきり言うキャラ
- 毒舌キャラ
と、ズバズバ言うキャラ設定で、相手に関わらず発言することを だと思っています。
そのため、相手の気持ちはお構いなしに、キツめの余計な一言を言ってしまいます。
コミュニケーション下手で言葉の選択肢が間違っている
コミュニケーションが苦手な人は、
- 会話で適切な返しができない
- 沈黙を何とかしようとして慌てる
という理由から、
を言ってしまいます。余計な一言あるある!発言例とは?
実際にはどんな余計な一言があるのか、みていきましょう。
ディスる・馬鹿にする
相手を否定するような余計な一言を言ってしまうケースです。
- ○○だけは上手だよね。
- ○○の割には、○○できるよね。
- ○○にしては・・・
のように
というのは、完全にA子をバカにしている発言です。
「どーゆう意味じゃ?」的なツッコミを入れ合うような間柄であれば、やりとりの一つとして流せるかもしれませんが、言う相手を間違うと単にディスっているだけになり、相手を明らかにバカにしている物言いとなっています。
いらないアドバイスをする
よかれと思って、いらないアドバイスをしてしまうケースです。
- あなたのためを思って言うけど…
- ○○した方がよかったのでは?
- そういうところ、直した方がいいよ
- 早く結婚した方がいいよ
と
の言葉となってしまい、相手は大きなお世話と感じてしまいます。褒めるつもりが嫌味っぽい。悪意がある。
相手を褒めたつもりなのに、嫌味っぽくなったりけなしてしまうケースです。
- 「そのコートかわいいですねー!ネットセールで見ました」
- 「Aさん、メイクすごいうまいですねー!」
- 「おいしー!料理とか得意なんだー」
- 「字はキレイですね」
などなど…
や と思わずムカついて言い返したくなる言葉です。ネガティブ発言
相手を責めるような言い方や自虐的な言葉の選択は、その一言だけで悪印象を与えます。
- だから言ったのに
- 前も言ったと思うけど…
- 言い訳するつもりはないけど…
- 前も聞いた話だけど
- どうせ○○だし…
- どうでもいいし…
- それで?
相手の方が詳しいのに説明してしまう
完全に相手の知識を読み違いしてしまい、相手が知っていることなのに、いらない説明を長々としてしまうケースです。
国語の先生に漢字の成り立ちを説明するようなものです。
相手は と感じます。
話の腰を折る
余計な一言によって話を遮ってしまうケースです。
- 食い気味に返事をする
- 先に結論を言ってしまう
- 話の途中で完全否定する
といずれも、最後まで聞かずに遮り話の腰を折ってしまうので、話している人にとっては感じが悪いことこの上ありません。
A:「週末○○に行ったんだよねー!結構たのし…」
B:「わたしも行ったことありますよー!思ったより迫力なくてガッカリでした!」
と、この例では、楽しかった話をしようとしているのに、話を遮るだけでなく否定までしています。
気遣いの言葉がウザい
相手の体調や状況を気遣って発している言葉なのに、相手に不快に思われるケースです。
- 大丈夫?
- 疲れている?
と、気遣いの言葉かもしれませんが、別に平気なときに「疲れている」と声をかえられると
と思う人もいると思います。また、仕事で「大丈夫?」を連発されると
と感じてしまうこともあります。余計な一言を言ってしまう人への対処法
余計な一言を言われたときの対処法です。
気にせず聞き流す
何か余計な一言を言われてたら、
- 無言
- 「うーん。」と言う
- 違う話題に変える
といった感じで、曖昧に流してやり過ごしましょう。
相手は反応かツッコミを待っている可能性大ですが、流すことで自分だけ取り残されて微妙な気分になるかもしれません。
常に曖昧な態度でスルーしていれば、そのうち 。
また、別に仲良くしたくない相手であれば、できるだけ距離をとって話さないようにするのが得策です。
何かの拍子で会話をすることになったのであれば、流しまくって必要なときだけ返答するようにしましょう。
指摘する
はっきり指摘できる間柄であれば、
「一言多いよ~」と言い返してみましょう。
別段仲が良いわけではないが、指摘したいときは、
という風に冷静に質問してみましょう。
聞き返すことで、相手が不快に思ったことも理解できるでしょうし、質問に答えるのも言い訳じみた格好悪い回答になるは目に見えていますので、反省するきっかけになるかもしれません。
気にかけるふりをする
という風に心配してみましょう。
予想外の反応に対し、相手は自分の言葉がよくなかった?と気づくかもしれません。
さらに、気にかけてくれていると思えば、誰だって嫌な気はしませんので、その後は少し使う言葉も変わるかもしれません。
可哀想な人だと思う
スルーしても、反応しても、いずれにせよ不快に思うしムカムカはすると思います。
そんなときは、
- 言葉遣いが悪い人
- 人の気持ちがわからない
- 嫌われ者
そんな
人は何度も思い出す度に、その記憶が定着しやすくなり、忘れられない記憶として残ってしまいます。
忘れたもの勝ちだと思ってストレスにならない工夫をしましょう。
余計な一言を言わない方法、直し方
「思わず言ってしまった言葉で、まわりにドン引きされた…」
など、ついつい言ってしまった一言に後悔したり、自己嫌悪に陥っている人もいると思います。
そんなことがちょいちょいあるという人は、しっかり直したいですよね。
まわりに嫌われて誰もいなくなる前に、自分が言っていることを自覚して
喋る前に考える
可能な限り、自分の言葉が適切かを考えてから言葉を発するようにしましょう。
- 相手にとって失礼な物言いではないか
- 相手はどう思うか
ほんの何秒かでも考えるようにすれば、相手の話を遮るようなことも少なくなります。
余計な一言を封印する
考えてから言葉を発するようにと言われても、うまくできないという人もいると思います。
それは、そもそも ことが多いからです。
もちろん、何を喋るか考えながら話をするときもありますよね。
- 質問に答えるとき
- 何かを説明するとき
- 面識のない相手や目上の人との会話で緊張しているとき
- 会話が途切れているとき
このような場面では、考えながら言葉を選んで会話をすると思います。
でも、知っている人とたわいのない話をしているときに、そこまで深く考えて言葉を発しないですし、 と思うんです。
ですから、思わずでてしまう悪い言葉を直すのが難しいのです。
言ってはいけない言葉を認識する
一言多い人は、
- 言ってはいけない言葉だとそもそも認識していない
- 言ってしまってから気づく(しまった…)
- 言ってはいけないとわかっているのにコントロールできない
このいずれかに当てはまります。
ですから、まずは、何が余計な一言なのかを自分で認識する必要があります。
言ってはいけない言葉の言い換えを決めておく
自分が普段使う言葉って、結構クセになっているものが多いと思います。
それは、短い単語からフレーズまでさまざま。
感覚的に会話をしていると、そのクセとなっている言葉が暴言としてでてしまうのです。
言ってはいけない言葉を認識しただけでは、ついつい口からでてしまうことがありますので、その言葉の
を決めておくのです。「だから言ったじゃん」⇒言ってはいけないと認識する
「あちゃー!次からは気を付けよう!」⇒と言い換えると決める
このように、誰かが失敗したときに「だから言ったじゃん」と言いそうになったら
していくというイメージです。置き換えることで、深く考えなくても言葉がでやすくなります!
まとめ
一言多い人の心理と特徴、言われたときの対処法、自分が余計な一言を言ってしまう人の対処法(直し方)をご紹介しました。
言われる側の人は、あまり気にせずできる対策をしていきましょう。
言う側の人は、一刻も早く直せるよう努力していきましょう。