職場に嫌いな人・苦手な人がいると、会社に行くのが憂鬱だし、苦痛になりますよね。
- どう接したらよいのか?
- なんとかうまく付き合う方法はないのか?
- いっそのこと、無視してしまいたい
- なるべく喋らないようにしよう
など、日々頭を抱えている人も多いと思います。
わたしも、サラリーマン時代には色々な人に出会いました。
・陰口が止まらない陰険上司
・部下を人間だと思っていないクズ上司
・話がかみ合わず自己中な同僚
・営業フォローが必要な営業部の社員
など、 と思います。
世の中にはいろいろな人がいるのですから、自分にとって苦手な人がいるのはしょうがないのです。
でも、嫌いな相手が職場の人であれば、無視するのは現実的ではありません。
微妙な態度をとってしまえば、立場が悪くなったりと 可能性だってあるんです。
そこで、本日は嫌いな人や苦手な人との付き合い方、接し方について詳しく解説していきます。
職場の人にうんざりしている方、諦めずに上手に切り抜ける方法を見つけていきましょう!
職場の嫌いな人、苦手な人との接し方・付き合い方
嫌いな人や苦手な人とうまく接したいのであれば、イヤな顔をしないことが大切です。
それは、決して相手のご機嫌をとるのが目的ではありません。
だと思って挑戦してみてください!
表面的には普通にする
あからさまに嫌っているとわかるような態度をとるのは、職場においては百害あって一利なしです。
もちろん、無視もおすすめできません。
- 嫌いな人のイヤな部分や態度が増長する
- 相手にも嫌われる
- 相手との関係性が悪化する
- 職場の雰囲気を悪くし周りに迷惑をかける
- 感情の起伏が激しく同調性がない、面倒な人だとまわりから思われる
- 嫌いな相手が上司の場合、自分の評価が下がる
など、一つもよいことはありません。
ですから、どんなにキライな相手であっても、挨拶や仕事で必要な会話は怠らず、表面的には普通に接するようにしましょう。
必要以上に踏み込まない
一定の距離を保って、必要以上に踏み込まないようにしましょう。
相手がかまってこない限りは、 のが鉄則です。
でも、上司部下の間柄だったり、先輩・後輩・同僚などでいつも一緒に仕事をしているのであれば、近づかないのは難しいですよね。
そんなときは、仕事以外の接点をできる限り減らしましょう。
- 飲み会や食事は、みんなと一緒でもなるべく避ける
- 個人的な会話は避けて、相手から聞かれたときは”にこやかに”曖昧な返事をし話題を変える
- 就業時間外のプライベートな時間帯に一緒に行動しない
- 2人きりは絶対避ける
など、少しでも
しましょう。丁寧な対応を心がける
嫌いな人に弱みを握られたり、いらないツッコミをされないような振る舞いを意識しましょう。
- 挨拶をかかさない
- 仕事は丁寧におこなう
- 報連相をこまめにする
職場では、仕事が卒なくできている人への風当たりは弱くなりますし、まわりも助けてくれるようになります。
自分の味方も増えれば、おのずと だってあるのです。
少しでもよい環境で仕事をするためにも、業務はしっかりこなすようにしましょう。
言いなりにならない
嫌いな相手と関わりたくないと思っていると、言い返したくないという気持ちが強くなる方もいると思います。
でも、なんでも相手の言いなりになるのはよくありません。
- 反論しない人
- 指示通りにただ動く人
- 意見を発さない人
そんな人に対し、図に乗ったり、舐めた態度をとる人もいるので注意が必要です。
仕事の進め方、自分がよいと思う方向性、業務に関するアイディアなどは、
言いなりにならず毅然とした態度が、 と知っておきましょう。
嫌いだと伝えるのはNG
必要であれば、苦手である部分を正すための言葉は伝えても構いません。
でも、「あなたが嫌いです」と伝えるのは、関係性を悪化させ今よりも最悪な事態を招く可能性があります。
例えば、
いつもキャパオーバーになり、締切ギリギリに仕事を押し付けてくる同僚Aがいたとします。
○ 自分のできる範囲を確認して、余裕を持った作業計画をたてるべき
○ ムリなら早めにヘルプ要請してほしい
と、 だと思います。
でも、
× 計画性なし、責任感なしで人に仕事を押し付けるあなたが嫌い
と、 。
同僚Aがもちろん悪いのは確かですが、言い方がよくないと
- Aがやる気を無くする
- Aが逆ギレする
- Aが萎縮する
- Aの仕事が滞り、チーム全体の責任問題になる
など、さまざまな最悪な状況に陥るケースが考えられます。
大袈裟だと思うかもしれません。
でも、もし自分がちょっとしたミスをしたときに「あなた使えないからキライ」と言われたら、
「嫌い」という言葉の破壊力を覚えておきましょう。
職場の嫌いな人から受ける苦痛・ストレスをやわらげる対処法
嫌いな人と表面的に接しているとストレスがたまるばかり!!
とうんざり状態になるかもしれません。
そんな方は、「嫌いだ」「苦手だ」という気持ちを受け止めたうえで精神的な負担が減る方法をお試ししましょう!
嫌いな理由を考える
その理由を考えてみましょう。
- 相手がひどい人だから(配慮がない、攻撃的、軽蔑する、軽視される、嫌われているなど)
- 自分のルールに反している、自分の好みの問題(当たり前ができない、嫉妬している、軽蔑している、生理的にキライ)
前者である場合は、相手を直すことは基本的に望めませんので、嫌いでもしょうがないと思います。
後者である場合は、ほんの少し
人にはそれぞれの考え方があり、それを元に言動が決まってきます。
自分のルールや考えが必ずしも正しい訳ではありませんよね。ですから、
「人は人だから、わたしが腹立つ必要はない」「別にいいや~、まぁいっか」
と思うようにし敏感になりすぎないことが大切です。
嫌いな人の言動の意味を考える
相手の言動や行動が苦手なのであれば、その人な
を考えてみましょう。- 仕事が思い通りにいかないから
- 自分を理解してくれる人がいないから
- 上と下や他部署との板挟みだから
- 焦っているから
- 他人に嫉妬しているから
- 努力が足りないから
- やる気がでないから
- できないことが多いから
など、人によってその理由は異なります。
理由がわかれば、自分にとっても だったり、そんな立場であれば と少しは思えるかもしれません。
もちろん、共感できる部分が一ミリもない可能性もありますが…
でも、単に「嫌いだ!苦手だ!辞めればいいのに!」と存在を全否定しているよりは、「この人なりに大変なのだろう…」と思っていた方が、こちらも になれると思うんです。
さらに心の余裕と行動できるチャンスがあれば、その人の助けをすることで自分の職場での環境がよくなるケースもありますので、その人の立場に立って言動の理由について考えてみましょう。
無関心になる
その人を知っても、自分の考え方を改めたとしても、どうしても嫌いな人はいると思います。
性根の腐ったしょうもない人は、どうしても存在するものなのです。
そんな人が職場にいるときの一番よい方法は、無関心になることです。
嫌いだと意識しているうちは、イライラしたり嫌な気分になりやすいですよね。
でも、無関心になれれば、 ようになります。
- その人の行動に関心を持たない
- その人のことを考えない
- イヤなことはすぐに忘れる
と、少しずつ嫌いな人に対し無関心になっていきましょう。
嫌いな人に無関心になる方法、嫌いな人を忘れる方法をご紹介! 嫌いな人のことを気にして憂鬱になったり、落ち込んだりと精神的にめちゃくちゃ悪い! そんな無駄な時間を過ごすのはやめて無関心になれば、気分がもっとずっと楽になります。
割り切る
会社は仕事をする場所だと割り切って過ごしましょう。
給料という対価を得るためには、業務をしっかり行う必要があります。
もちろん人間関係は大切ですが、別に社内の人と友達になる必要はありませんし、 のです。
嫌いな人を思い出し、あれやこれやと考えて嫌な気分になるよりも、目の前にある
よう心がけましょう。「ストレス・お悩み別の割り切り方」「仕事を上手に割り切れる人の特徴」をご紹介! 人間関係、仕事内容、残業などの不満、理不尽な状況とストレス・・ それを回避するには「仕事だからと割り切る」のが効果的! でも、割り切るのって結構難しいんです!
わたしの嫌いなクズ上司 -体験エピソード-
わたしがいたチームにも皆に嫌われているクズ上司のBさんがいました。
そもそもクズ要素がたくさんありすぎるのですが、その中でもあからさまに酷いのが さまです。
- 反論しないタイプの部下のせいにする
- 頭ごなしに長々と叱る・罵声を浴びせる
- 「○○のせいですみません」と部下に責任を負わせたうえで部長に謝る
といった行動を度々繰り返します。
「あんたが指示しんだろがっ!」と私が認識しているときは必ず横槍を入れます。
わたし:「Bさんが○○と指示していましたよ。議事録も残っています。」
クズB:「えっ、そうだった?悪いー!」
それだけ?と思うくらいに軽~い口調でなかったことにします。
私からすると、バレバレなのに人のせいにするとか頭が悪いとしか思えないし、理不尽と感じたときは反論する私にはそれをやらないところも、嫌いでしょうがありませんでした。
相手を選び、濡れ衣のうえに必要以上に責めたてる…完全なるパワハラですよね。
その後、クズBは他部署に異動しまわりに嫌われて、追われるように職場を去ったようです。(バチがあたったのかな?)
まとめ
職場の嫌いな人や苦手な人との付き合い方、接し方についてご紹介しました。
嫌いな人が職場にいると、毎日が苦痛でしょうがないかもしれません。
- 表面的には普通にする
- 踏み込まずに距離をとる
- 丁寧な対応を心がける
- 言いなりにならない
- 嫌いだと伝えない
という対策で上手に付き合っていきましょう。
また、相手の立場にたって考えてみたり、いっそのこと無関心になる方法で、 に工夫して過ごしましょう。