あなたは柔軟性を身につけたい!と思うことはありますか?

柔軟性がある人というと、

  • みんなの意見を聞き自分の考えばかりを主張しない
  • 上手にみんなをまとめる
  • トラブルが起きても慌てず対応できる

と、人間関係が良好で頭が柔らかく何でも適切に対応できる印象を受けると思います。
そうなんです。
柔軟性は何かを成し得るうえでとても有用なスキルだと言えます。

そんな柔軟性のある人・常に柔軟な対応ができる人になりたいと思いませんか?
そこで、本日は柔軟性がある人の特徴と柔軟性を身につける方法をご紹介します。

日常生活や学校、ビジネスで柔軟性を高めたいと思っている人必見です!

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学校?仕事?どんな場面で柔軟性が求められるの

考える男性

柔軟性とは、
その場や状況に応じて行動や機能などを素早く変化して対応することができるような性質のこと。臨機応変な性質。

引用元:Weblio辞書

とあるように、柔軟性のある人とは、臨機応変な対応ができる人のことです。
では、柔軟性はどのようなときに必要なのでしょう?

最も柔軟性が求められるのはビジネスの場と言えるのではないでしょうか。
なぜなら、企業側が柔軟な対応ができる人材を求めているのはもちろんのこと、実際に仕事をしていくうえで柔軟性があることは仕事の能力の高さに直結することが多いからです。

本来、柔軟性はビジネスだけではなく、学校や日常生活など、どんな場面においてもとても役立つスキルです。
クラスの行事、委員会、部活など、何かと集団行動が基本となる学校生活で柔軟な対応ができていれば、多くのことを円滑に進めることができます。

でも、学生時代に自然に柔軟性のある振る舞いができている人も僅かながらいますが、柔軟性を意識して実践している人は少ないと思います。
そして必要性に迫られるのは、就活の時や実際に職場で働きだしてからという方が多いと思います。

そんな柔軟性のある人、柔軟な対応ができる人には具体時にどのような特徴があるのか、まずは詳しくみていきましょう。

柔軟性のある人・柔軟な対応ができる人の特徴

脳が考える

柔軟性のある人、柔軟な対応ができる人の特徴です!

人の意見を聞いて取り入れる

話し合い、コミュニケーション

人の意見をしっかり聞いてから、自分に必要と思う情報をどんどん取り入れていきます
頭ごなしにまわりの考えを否定することはありません。
人から得られる情報に対し、基本的に肯定的な印象を持っているため、先入観に捕らわれず適切な情報の取捨選択ができます

変化に抵抗がなく逆に楽しめる

元気な女性

新たな意見を取り入れることは、その分リスクが増えることになります。

仕事であれば、今までにない試みに取り組むということは、自分の仕事量が増えたり失敗する可能性だってあります。
自分の意見を変えればまわりに影響がでる可能性もあります。
多くの人間関係において、誰か一人の意見を採用することは、多数派を敵にまわすことになりかねません。

柔軟性のある人は、このようなリスクやデメリットを恐れずに変化を受け入れることができます。

臨機応変な対応ができる

マニュアル人間

予想外のことが起きてもパニックにならずに冷静で適切な行動がとれます。
ルールに固執せず臨機応変に動くことができます。

好奇心旺盛である

マニュアル人間

新しいことに興味があり、好奇心旺盛です。
いろいろな分野から多くの情報をどんどん取り入れる姿勢が、柔軟な思考の源となっています。

失敗よりもやらなかった後悔を嫌う

NGをしている女性

何かを実行するにあたり失敗を恐れて回避するよりも、手を出さずに後悔することの方を嫌います
とりあえず行動してみることが身についており、行動しながらも考えることに慣れているからこそ柔軟性を発揮できます。

気持ちの切り替えがすぐにできる

気にしない

物事を客観的にみて最善の方向性に進む習慣が付いていますので、失敗しても切り替えが早く、失敗を教訓として次に進むことができます。

コミュニケーション能力が高い

楽しそうなビジネスマン

どんなことに対しても柔軟な対応ができる人は、他人を頭ごなしに否定することがないため、人付き合いもうまく誰に対しても人当たりがよいのも特徴の一つです。

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柔軟性を身につける方法

人間関係

職場での柔軟性を身につける方法をみていきましょう。

いろいろな情報を取り入れる

ビジネスの情報

柔軟な対応ができるようになるには、いざという時の選択肢が必要となりますので、いろいろな情報を取り入れて自分の知識とすることで視野を広げていきましょう。

人が得ようとする情報の種類にはどうしても偏りが生じます。
それは自分が得意なことを、より深く掘り下げていく方が明らかに楽しいからです。

例えば、ビジネスで役立つ情報は、必ずしも自分が好きなこととは限りませんよね。
ですから、意識して情報を得て知識を広げる必要があると言えます。

仕事に役立つ情報を考えてみると、

  • 自分の仕事関連の専門知識
  • コミュニケーションスキル
  • 文章作成
  • PCスキル
  • プレゼンスキル
  • 対人スキル

など、一例をあげましたが、学ぶべきスキルはたくさんありますよね。
さらに詳しく考えると、ビジネスで必要なスキルは大きく三つに分類できると言われています。(ロバート・カッツ理論より)

  • テクニカルスキル(業務遂行に必要な能力)
  • ヒューマンスキル(対人関係で必要な能力)
  • コンセプチュアルスキル(組織をまとめるのに必要な能力)

年代や職場での役職によって必要な知識は変化します。
もし、業務遂行が滞りなく行えているとしても、それで終わりではないのです。

一見仕事に関係ないことでも、知識は多いに越したことはありません。
さまざまな知識は、柔軟な対応をするうえでの強い武器となりますので、いろいろなことにアンテナを張って過ごすようにしましょう。

保身を捨て挑戦を選ぶ

挑戦する男性

柔軟性を身につけるためには、経験値が必要です。
いろいろなことに挑戦し場数を踏むことで、それまでは考えもしなかった対応方法精神的なコントロール方法などが身についてくるのです。

自分ができることの範囲を広げるためには、心地よい今をキープするより、苦労してでも挑戦することを選ぶことが大切です。

人の意見を聞いたうえで考える

会話している人

いくら職歴が長くて経験と知識が豊富でも、柔軟性が欠けている人っていますよね。
それは、人の意見を取り入れない姿勢が理由の一つにあります。

まわりの意見に聞く耳を持たない人は、正確な状況を把握することができないため決して柔軟な対応はできません

自分以外の人には、どんなアイディアがあるのか、どのような考えで仕事にあたっているのかを知ることで、さまざまな場面での選択肢とベストな道を選ぶ能力が身についていきます

固執しない

どっち

社会にはさまざまなルールがあります。
学校、職場、人とのつながりなど、自分が過ごしてきた中で学んできたことが、別の場所では全く通用しない場合があります。

このように、自分の常識が絶対ではないのです。
ですから自分の考えが当たり前だし正しいと思わないことが大切です。
固執しているうちは、柔軟性を鍛えることはできませんので、なんでもありえないと切り捨てずに必要な情報ではないかを一度考えるクセをつけましょう。

まわりの感情に左右されない

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人の意見と言葉に耳を傾けていると、他人の感情に触れることも多くなると思います。

柔軟な対応は、必ずしも他人の気持ちを優先することではありません。
もし、何かを選ばなければいけないときには、不利な状況になる人に対し配慮はしつつもしっかり断る対応も必要となります。

うまく折り合いがつかなければ、自分が悪者になるときもあるかもしれませんが、その都度周りの感情にふりまわされないようにしましょう。
職場にはいろいろな人がいますし、仕事は仲良しごっこではありません。
意地の悪い人や妬みという感情もでやすい場所ですし、性格的に合わない人だっています。

自分が、できることをしているのであれば、堂々としある程度は仕事だからと割り切ることも必要です。

万全を期す

どっち

柔軟な対応をするためには、何事にも焦らないことが大切です。
そのために必要なのは、下準備です。

  • 会議やプレゼン前の準備
  • 必要な根回し
  • 必要となるかもしれない資料の事前チェック

など、これから起きることに対する予習ができていれば、不測の事態にもバタバタと焦って冷や汗をかくこともありません
準備には妥協せず、また普段から準備の時間を作れるように余裕をもった仕事をすることが大切です。

柔軟性を鍛えるには考える習慣が必要 ーおまけの体験談ー

ひらめき、ポジティブ

わたしの同僚だったAくんは、長年「上司に言われたことをそのまま行う」というスタンスで仕事をしていました。
彼の上司は高圧的な態度をとるクズ人間だったのが、主な理由だと思います。

そんなクズ上司は諸事情でどこかに飛ばされたため、あるタイミングから、わたしはAくんと組んで仕事をするようになりました。
Aくんは、何か少しでもマニュアル通りに進まないことがあれば、どうすればいいのか聞きにきます。
わたしがグループリーダーだったので、別におかしいことはないと思いますが、わたしはその人任せの質問が好きではありませんでした。

ですから、
どっちがいいと思う?
どうするべきだと思う?

とできる限り質問で返し自分で考えてもらうことを徹底しました。

Aくんは初めは戸惑っていました。
でも、徐々に過去にやった案件ではこうだったからと、自分で調べてどれが最もよい方法かを考えるようになりました。
さらには、イレギュラーが発生したときの対応をしっかりメモするようになりました。

半年ほど経つとAくんは、
○○をすべきだと思うのですが、進めてもいいですか?
といったニュアンスで報告と確認をするようになりました。

さらに私が外出中に起きたハプニングに対しても、
「○○の件で確認したかったのですが、電話が繋がりませんでした。
急ぎとのことで以前のお客様と同様に○○な対応をしましたので、問題あれば連絡お願いします。」

とメールが入っていました。

判断が難しいことでも、自分で考えて焦らずに臨機応変に対応してくれたのでした。
考えることを習慣づけて経験を積むことで知識が増え、さらには視野が広まり柔軟性がレベルアップしたな~と実感した出来事でした。

何事も言われたことをするだけではなく、考えてから行動するのはとても大切です。
自分が行っている作業をする理由を考えたり、疑問に思うことで自ずと他の選択肢や自分の考えや行動が偏っているという事実も見えてくるのだと思います。

また、部下を持つ方や指導する立場にある方は、自分の指示の仕方や態度一つで、一緒に仕事をする仲間の考察力に大きな変化をもたらす可能性があることをしっかり意識してほしいと思います。

柔軟性と優柔不断は紙一重

耳をふさぐ男性

何かを決めるときに、さまざまな可能性を取り入れ一つに固執することなく、あれやこれやと考える。。。
と、視野を広げて考えるとき時間をかけすぎると、なかなか決断できない単なる優柔不断となってしまいます。

情報量が多ければ処理をする時間も必要となりますよね。
ですから、多くの情報を得のと平行して早い決断力も一緒に鍛えていく必要があると知っておきましょう。

まとめ

柔軟性がある人の特徴と柔軟性を身につける方法をご紹介しました。

柔軟な対応ができる人になるためには、情報量を増やしどの選択が最適か考えることが必要です。
一つ一つできることから挑戦してみましょう!

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