感情が高ぶって、思わず涙がこみ上げてくるときってありますよね。
涙目状態で斜め上を見て、なんとか涙を堪えようとした経験ありませんか?
でも、
など、大人なんだから泣きたくないと思う場面って結構あると思います。
- 悲しい
- ツライ
- 悔しい
- 情けない
- 腹が立つ
など、
は、できれば避けたいですし人に見られたくないですよね。自分の感情をコントロールして涙をうまく抑えることってできるのでしょうか?
実は、対策すれば んです。
そこで、本日は、大人が人前で泣かない方法をご紹介します。
涙を止めるには、涙がでる仕組みから!
涙には3種類あります。
- 目を保護するための涙
- 外からの刺激を受けてでる涙
- 感情が高まったときにでる涙
それぞれ、
今日ご紹介するのは、感情が高まったときにでる涙です!
高まった感情を落ち着けるための涙
感情が高まったときにでる涙は、
で生じます。というように、交感神経が高まると涙腺が刺激されるようになっているのです。
そして、涙を流すことでストレスが解消されます。
よく、「思いっきり泣くとスッキリして元気になる」
という人がいますよね。
涙の一部として が排出されるため、実際に気持ちがラクになるのです。
また、副交感神経に切り替わることによるリラックス効果もスッキリする理由の一つと考えられています。
そして肝心なのはここからです!
- 体が反応して涙腺を刺激する前に、ストレスを和らげる
- そもそもストレスを感じにくくする
といった対策が必要となります。
次章では、泣かない方法を詳しく見ていきます!
大人が泣かない方法-ストレスを和らげる
涙が溢れそうになった時、堪えるためにはいち早く高いストレス状態から抜け出すことが必要です。
- 深呼吸をする
- 別のことに集中する
この二つが基本となります。
ただし、怒られている時など、相手が話している間は、あからさまな態度では ことがあるため、俯きがちで真剣な表情をしながら対策をとるのがいいでしょう。
深呼吸をして考えを止める
まずは、ゆっくり深呼吸をして
。「吸ってー」「吐いてー」
をゆっくり繰り返しましょう。
興奮状態にあると、呼吸が浅くなりますので、意識的に呼吸を整えることが大切です。
別のことを考える
「泣きそうかも!」と思ったら即座に別のことを考えましょう。
泣きそうになった理由をとにかく打ち消して、 のがいいでしょう。
- 笑えるテレビ番組や動画のこと
- 美味しい料理のこと
- 趣味のこと
- 楽しみにしている予定
など、笑ってしまうような
愛犬の顔など「嬉しくてホッとする」ようなことは、逆に涙がでやすくなる可能性があるので、注意が必要です。
度々涙がでそうになる人であれば、
呼吸を整えながら考えるのが効果的です。
数を数える
別のことを考えようとしても、何も思いつかないときは、頭の中で数を数えましょう。
- 1から順に(1、2、3…)
- 奇数(1、3、5…)
- 偶数(2、4、6…)
- 素数(1、2、3、5、7、11、13…)
- 7ずつ足す(1、8、15…)
- 13ずつ足す(1、14、27…)
など、順に数字を思い浮かべて
。本来は、泣きたい気持ちを忘れて「無になる」のがいいのかもしれません。
でも、慣れていない人は何も考えないでいるより、 方が断然効果的です。
ツボをおす
可能なときは、涙を止めるツボ承泣(しょうきょう)を押しましょう。
瞳の真下に位置しています。
強く押さずに優しくおさえるようにしてください。
大人が泣かない方法-ストレスに強くなる
ここで言うストレスとは、泣きそうになるような出来事に対して、感情が高ぶりすぎないようになるということです。
いくつかの方法がありますので、自分に合ったものを試してみましょう。
ポジティブに考える
- ポジティブに考える
- 何事も自分の糧にする
- 自分を肯定する
と嫌な出来事が起きたら、対策を考えて今後の行動に活かし、気持ちをすぐに切り替えるようにしましょう。
もし職場でミスをして上司に怒られたとしましょう。
仕事量が多く時間の余裕がなかったための、確認不足によるやらかし。
自分が悪いのは明らかですので、思わず涙がでそうになるかもしれません。
ただただ、下を向いて泣くのを堪える状況になる可能性もありますよね。
でも、ポジティブに捉えることができれば、
です。- まずは、ミスしたことについて謝る
- 自分の状況を把握する
- 同じミスをしないために何を改善するべきか考える
- 上司に頼りたいこと、お願いしたいことについてもまとめる
といったことを考えていれば、涙もひっこんで泣かずにすむ可能性が高くなります。
また、すぐに対策を伝えることができれば、一方的に怒られているというよりは、より業務をスムーズに進めるための話し合いに変わっていくと思います。
鈍感になる
嫌な出来事に敏感に反応しないようにするには、鈍感力を磨くことも大切です。
もちろん、何に対してもポジティブな捉え方をし真摯な振る舞いができれば、それに越したことはありません。
でも、仕事でも家庭でも友人関係でも、そんな 場面も普通にあると思うんです。
ポジティブ思考に変換できないときは、鈍感力の出番です。
しましょう。
わたしの涙をおさえる方法
涙がでそうになったとき、わたしは、面白い歌を思い出すことにしています。
最近、よく使うのは
という歌です。歌詞のアホっぽさに、少し表情が緩む系の歌詞です。
昔、営業部のおじさんがカラオケで歌っていたのが印象的で検索して歌ってみたのがきっかけで、今も忘れることができない曲です。
その他、
- お料理行進曲⇒歌詞の内容を手順として考えてしまうため、気がそれる
- 渚の女王様⇒こち亀アニメで使っていた歌。爽快なイメージとアホな歌詞で、悲しみがぶっ飛ぶ
など、古いけど
何かを考え続けるよりも、 てハードル低いんです。
是非やってみてくださいね!
どんな時に涙がでるの?大人の涙事情
大人でも涙がでることはあります。
悲しいとき、嬉しい・感動したときなどにでるという認識があると思いますが、正しくは感情が高ぶったときに涙が出てしまいます。
仕事・職場で泣きそうになる場面
仕事中は、予期せぬトラブルやツライことに直面することが多々あります。
仕事で怒られた時
大人になって怒られると言えばやはりお仕事でのことが多いのではないでしょうか。
- 自分のミス
- 他人のミスの巻き添え
- 理不尽な理由で
- 頭ごなしなど言い方がキツすぎる
- 大声で
- みんなの前で
と、単に悲しいからではなく、
で涙がでてしまいます。うまくいかないとき・限界を超えたとき
- 仕事量が多すぎて限界を超えたとき
- 仕事がうまくいかずに結果がだせないとき
- 頑張っても認めてもらえない
など、思い通りに仕事が進まないとき、結果がでないときに、
からでる涙もあります。他人の悪意にふれたとき
妬みや保身から、酷い対応をされることもあります。
- 見て見ぬふり
- 冷たくされる
- 嫌がらせ
- いじめ
そんなときは、ただただ辛くて涙がでてしまいます。
プライベートで泣きそうになる場面
プライベートでも涙がでそうになることってありますよね。
- ツライ体験を誰かに聞いてもらうとき
- 家族、恋人、友達と喧嘩したとき
- 大切な人とお別れのとき
など、悲しいこと、悔しいことに遭遇したときは、涙がでてしまいます。
大人が泣くのはアリ?ナシ?
わたし自身、若い頃は「職場で泣くなんてあり得ない」という風に考えていました。
でも、今はいろいろな人や状況を見て体験してきたからでしょうか。 と思っています。
世の中にはいろいろな人がいて、それぞれ考えが違います。
職場に限らず、大人が見せる涙に対して、思うところもさまざまなのです。
泣いてしまいやすい人は感受性が強いと言われています。
感受性が強いことは、決して悪いことではありません。
他人と一緒の時間を過ごすうえで、むしろメリットの方が多いのではないかと個人的には思いますし、別に誰かを困らせることが無ければ、大人だからと言って、必ずしも涙を我慢する必要はないとわたしは思います。
誰にも迷惑をかけないのなら、思いっきり泣いてスッキリするのも、いいのではないでしょうか!
まとめ
涙を堪える方法は、
- 涙腺が刺激される前に、ストレスを和らげる
- ストレス耐性を高める
です。
人前で泣きたくない方は、是非お試しくださいね!