仕事をしていると、いろいろなことがあります。
人間関係、仕事内容、勤務時間などの不満、理不尽な状況と日々自分にのしかかるストレス。。。。
それを回避する方法の一つとして「仕事だからと割り切る」という考え方があります。
割り切ることでの最大のメリットは、
- ストレスが減る
- 仕事に集中できる
ことです。
でも、仕事だからと割り切るのって結構難しいですよね。
そこで、本日はストレス・お悩み別の割り切り方をご紹介していきます。
なぜ仕事と割り切る必要があるの?
仕事と割り切りたいと思う人は、現状に何かしらの不満がある人です。
でも、現実は大変なことばかりでツラく毎日へとへと
⇒楽しくなくても割り切って仕事をする
でも、現実は妬みやハラスメント、仲間外れでツライ
⇒会社の人は、別の友達じゃないしと割り切って付き合う
など、理想とは異なる状態であっても、その都度仕事を辞めるわけにもいきませんよね。
ですから、仕事だと割り切って仕事を続けていかなければいけません。
そもそも割り切るとは、優先することのために、個人的な感情を抑えて行動することです。
ですから、感情をコントロールする必要があるため難しいのです。
仕事だから!と割り切って働きたいのであれば、まずは、なんのために自分は割り切って働くのか考えてみましょう
- お金のため
- 生活のため
- 夢のため
- 他の環境に移りたくないから
優先するものが何かを強く認識することが、割り切るためにはとても大切です。
お悩み・ストレス別で解説!仕事だと割り切る方法
それでは、ストレス・お悩み別の割り切る方法をご紹介していきます。
職場の人間関係がツラい
- 派閥
- 仲間外れ
- 陰口
- 噂
- パワハラ
- そりが合わない
- 理不尽なことが多い
など、上司や部下、同僚、職場の人の中には、”そりが合わない人”や”イヤな奴”って、結構いますよね。
そんな環境にいると、気が重く会社に行くのもツラくなってしまいます。
そこで、人間関係が原因のストレスを軽減するためには、割り切ることは効果的です。
職場だけの付き合いと割り切る方法
職場での人間関係を割り切るには、
- 派閥に属さない
- 人の悪口を言わない
- ちょっとしたことは聞き流す、受け流す
- 気にしない
- 反対意見ははっきり言う
と、「会社だけの付き合いだ」「友達になる必要はない」と考え、人と必要以上に深く関わらないこと!
だからと言って、まわりを無視するのではなく仕事のためにきちんと協力し業務に専念することが必要です。
しっかりと仕事ができているからこそ、まわりに深入りしないスタンスがとりやすくなります。
そして、必要な時はしっかり意見することも大切。
すべてを聞き流していると、相手からのハラスメントがエスカレートする場合もありますので、言われるがままではないという姿勢も見せておきましょう。
人間関係の悩みは最も精神的なダメージを受けやすい問題です。
でも、人間関係を割り切ることって結構難しい。。
「上手に距離を置くこと」が課題となりますので、今日からいきなり始めるという訳にはいきませんね。
ですから、少しずつ深入りしなくてもよい関係性を作っていきましょう。
ストレスも小まめに発散するようにしてくださいね。
プライベートと分けたい(終わらない仕事はどうする?オーバーワーク編)
- 残業や休出が多い
- 就業時間外の連絡が多い
- テレワークのため自宅で仕事している
仕事が就業時間内に終わらずプライベートの時間を圧迫しているケースです。
仕事とプライベートの時間をきっちり切り分けできていないと、心身共にストレスがたまっていくのは確かです。
割り切ってオーバーワークをしない方法
プライベートの時間を優先するためには、「周りからどう思われるか」「自分の評価が下がらないか」などの思いを割り切って、仕事を断る努力が必要です。
- 残業をしない
- 休日出勤をしない
- キャパオーバーな仕事量のときは断る
- 就業時間以外の業務に関わる電話、メール、SNSでの対応をしない
など、仕事量が多すぎる時や就業時間以外の対応を、断らなければいけません。
難しいですよね。
もし、今までできる限りの仕事を引き受けていたのに、突然割り切った態度をとれば、
「不真面目になった?」
もしくは
「やる気がなくなった?」と思われるかもしれません。
職場での評価も下がるかもしれません。
ですから、「オーバーワークをしたくない」と割り切った働きた方がベストと考えているのであれば、
- 効率のよい仕事をする
- いつでも対応可能ではないことを徐々に認識してもらう
というように、就業時間内にしっかり仕事をこなしたうえで、体調管理や家族との時間の確保、習い事などの用事のため、いつでも残業OKではないですよ~というスタンスに変えていきましょう。
もちろん、転部、転職時などに、初めから割り切った姿勢で臨むのであれば違和感はないと思います。
プライベートと分けたい(人付き合い編)
- 会社の人との飲み会
- 会社の人との休日の付き合い
職場の人との付き合いが多すぎるとお悩みのケースです。
割り切って、仕事仲間とは群れない方法
いらぬ会合に参加せずプライベートの時間を優先するためには、「周りからどう思われるか」という思いを割り切って、断る努力が必要です。
- 面倒と感じる飲み会は断る
- 休日の遊びの誘いは断る
と行きたくないお誘いは、断らなければいけません。
仲間との飲み会を基本断るようになれば、付き合いが悪くなったと思われるに違いありません。
ですから、それっぽい理由を述べて断るようにしましょう。
- 禁酒している
- 勉強時間にあてている
- ランニングしている
- スポーツクラブに行く
- 家族や恋人、プライベートの友人との約束がある
- 家族がいい顔しない
- 健康のため
など、何か理由があることにしましょう。
仕事が楽しくない・つまらない
仕事が楽しくない、つまらないという人には、それなりの理由があります。
「仕事だから」と割り切る前に、なぜ楽しくないのか?つまらないのか?考えてみましょう。
理由によっては、割り切らなくても改善できることもあるかもしれません。
仕事がうまく熟せてない人
- 効率的な仕事ができない
- 仕事量が多すぎる
- 結果がでない
という人は、単に「仕事だからつまらなくてもしょうがない」と割り切るのではなく、効率的に仕事をこなしたうえでストレスを軽減させる方法を考えましょう。
仕事が簡単すぎる人
- 仕事が簡単すぎる
単純作業や日々同じ作業をすることが、単純に飽きているケースです。
このような人も単に仕事だからと割り切るのではなく、同じ仕事であってもプチ目標を決めてそれを行うことで達成感を高め、ストレスを減らしましょう。
もっと他に自分ができる仕事がないかを探すのもいいと思います。
仕事・職場の全般が理由
- 劣悪な人間関係
- 給与が安い
- 将来性がない
- 正当に評価されない
- 自分に合っていない
など楽しくないのにはさまざまな理由がありますよね。
割り切るためには、「まわりに期待しない」「仕事中以外は仕事を忘れる」ことが必要です。
ただし、楽しくない要素が多すぎる場合は、割り切って働いてもストレスは大きくなる一方です。
しっかりストレス発散を心がけましょう。
また、別の仕事をするという選択肢も考えてみましょう。
仕事がヒマすぎる
仕事が暇すぎるというのも、実はストレスのもとになります。
- 時間が経つのが長い
- 自分だけがヒマで申し訳ない
- モチベーションが下がる
など、自分の存在意義を感じられず、達成感もないことで辞めたいな~と思う人もでてきます。
何かできることをする
「暇だけどわたしの仕事はないし我慢しよう」と割り切る必要はありません。
仕事を探しながらただ時間をつぶすのではなく、何かできることをやりましょう。
職場によっては、自分が何かをしようとすることで教えなければいけない状況が発生し、一時的に誰かの手間が増えるかもしれません。
それでも、受け身で待っているより、自らできることをしようとする姿勢は、積極性のある人としてよい印象を与える可能性もあります。
- 他の人の仕事を手伝う
- まわりを片付ける
- 仕事に関係ある勉強をする
- 仕事をスムーズに進めるアイディアを考える
- 仕事内容をマニュアル化する
など、空いている時間は、何か違うことをしましょう。
仕事に関係性があれば、上司にも「手が空いている時間は○○をしてもよいですか?」と了承を得て、暇な時間を有効に使うことができると思います。
割り切るのって難しい!仕事を上手に割り切れる人の特徴
仕事だからと割り切った行動が上手にできている人は、極端な行動をとらないのが特徴的です。
そして、周りからも「群れない人」「プライベート重視の人」など”そういうタイプの人”として認識され、別段嫌われている訳でもありません。
それは、完全に割り切った態度をとってしまうと、職場での自分の評価が下がる可能性があるからです。
ですから、
- 仕事はしっかりとこなすこと
- 挨拶や仕事に必要なコミュニケーションはきちんととること
- 誰かが困ったときは助ける姿勢をみせること
- 孤立しすぎないように注意すること
が大切です。
そのうえで、仕事内容、時間、人間関係に対し自分の中で割り切って過ごすようにしましょう。
それでは、仕事と割り切るのが上手な人の特徴をみていきましょう。
オン・オフの切り替えがうまい
仕事が終わったら、仕事のことを忘れプライベートに専念する。
そんな気持ちの切り替えが上手くできる人は、仕事上でのツライことや面倒なことを引きずりにくいため、ストレスがかかりにくいタイプと言えます。
人と距離感が絶妙
プライベートのことはあまり話さず、だからと言って仕事中のコミュニケーションはしっかりとれています。
みんなの輪の中にいながら、社外で遊ぶことはほぼない人もいますよね。
気にしない
まわりの反応をいちいち気にしないことで、面倒な人間関係の影響をできる限り受けないよう注意しています。
まとめ
お悩み・ストレス別での仕事の割り切り方と上手に割り切れる人の特徴をご紹介しました。
仕事は楽しいことばかりではありません。
仕事の内容、拘束時間、職場の人間関係など、自分が思い描いていたものとはまったく違うこともあります。
ですから、そんなとき自分はどう対処するかをしっかり考えることが大切です。
- 状況を変えるために努力する
- 割り切ることで何とかやっていく
- もっと自分に合う環境を探す
どれもパワーが必要ですが、自分が少しでも消耗せずに働いていける方法を見つけていきましょう!