仕事をしていると、イライラすることってありますよね。
人間関係、仕事の量、仕事の進め方など原因はさまざまですが、常日頃イライラするようになると、仕事の効率が悪くなり、仕事への意欲も低減します。
さらには、周りから「すぐにイライラする人だ」と思われ悪い心象を与えているかもしれません。
そこで、本日は仕事中のイライラの原因とイライラの解消法をご紹介していきます。
仕事中にイライラするのはどんなとき?
イライラは、物事が自分の思い通りにならならいときに起きる感情です。
仕事をしていくうえでは、思い通りにいかないことなんて頻繁にある!と感じている方が多いのではないでしょうか?
まずは、仕事中のイライラはどんなときに起きるのか見ていきましょう。
うまく仕事が進まずイライラ
頑張って仕事に取り組んでいるのに、予定よりも時間がかかってしまい思うように作業が進まない、またミスが重なるようなときは、どうしてもイライラしてしまいがちです。
- 仕事に慣れていない
- 仕事量が多すぎて焦る
- 割り込み処理が多くて集中できない
- パソコンが遅い、調子が悪い
など、自分が目の前にある仕事を捌ききれていないときにはイライラが募ります。
周りの人の行動にイライラ
職場の人の行動が自分に害をなしていると感じるとやはりイライラしてしまいますよね。
複数人で協力して仕事を行っている場合は、他のメンバーの仕事っぷりのせいで、フォローするため自分の仕事が増えてしまうこともあります。
また、自分は一生懸命作業を進めているのに、他人がおしゃべりなどでサボっているのを目の当たりにするとイラっとすることもありますよね。
他にも、
- 上司が頼りなく、フォローができない
- 上司や同僚が無茶ぶりをしてくる
- 他人の尻拭いに時間がかかる
- 一緒に仕事しているメンバーの仕事が遅い、ミスが多い、指示を聞かない
- おしゃべりをしていて仕事が進んでいない
- 同僚や後輩、部下の態度が悪い
- 高圧的な態度をとる
- 自分を下に見ている物言い
- 愚痴ばかり言っている
- 人の悪口が口癖
- いつも媚びている
- 言い訳が多く素直に認めない
- 遅刻が多い
- 自分のことしか考えていない
- バタバタしている状況をムシして話しかけてくる
- モンスタークライアントの担当をしている
など、いろいろありますね。
そもそも「この人キライだな」と感じる人も職場には多いと思いませんか?
そうゆう人とのコミュニケーションでは、嫌な気持ちが徐々に積み重なり、ストレスがたまることから、ついういイライラしやすくなってしまいます。
頑張っているのに評価されずイライラ
仕事をしていくうえで、褒められたり評価をしてもらうことは、やりがいに繋がりますよね。
頑張って仕事をし成果をあげているのに拘らず、まったく評価されないようなときには、自分の仕事に対しイライラしてしまうことがあります。
正しいと思う要望が通らずイライラ
仕事をスムーズに進めるため、「こうした方がよい」「こうゆう環境がベスト」など、自分の経験やアイディアを意見するときがあります。
ですが、全ての意見が思うように通るわけではありません。
会社の方針や予算の絡みもありますし、保守的な部分にあほらしい、意味不明と憤りを感じることもあると思います。
そもそも何故イラつくのか?
仕事中に起きるイライラは、もちろん仕事内容が自分に合っていない、キャパオーバーなどの理由もありますが、その多くが人間関係からきていると言われています。
そもそも何故イライラしてしまうのでしょうか?
原因としては、
- 余裕のなさ
- 完璧主義
などが考えられます。
時間に追われ、仕事に余裕がないことで、自分自身だけではなく、他人に対しても許容できなくなっていると、些細なことでもイラっとしてしまいます。
また、何に対しても目標を達成したいという強い思いがあると、それを阻害する事柄や他人に苛立ちを感じやすくなります。
それ以前に、職場の人がポンコツすぎるということも考えられますが、同じ状況であっても周りの方全員がイライラしているわけではありませんよね?
苛立ちの感じ方は人によって違うということなんです。
イライラは体によくない
職場でいつもイライラしていると、マイナスしかありません。
- ストレスがたまり「眠れない」「食欲の増減」など体調に影響がでる
- 自分のイメージが悪くなる
- 周りが話しかけづらく感じ、コミュニケーション不足となり、仕事に影響がでる
など、体調にも仕事にも、そして人間関係にも悪影響を及ぼす可能性がでてきます。
仕事でイライラしないようにする方法・対策は?
それでは、イライラ対策をチェックしていきましょう!
すぐにイライラしてしまうと自覚がある人は、しっかりコントロールしていきましょう。
仕事のペースを見直す
すべての仕事を完璧にこなそうという思いのせいで、焦りを感じている可能性があります。
仕事のプライオリティを見直し、上司に相談するなどして、キャパオーバーな状態を改善していきましょう。
割り切る
人にはそれぞれ得手不得手がありますし、考え方も千差万別。
全ての人が皆同じ考えを持ち、同じパフォーマンスを発揮できるわけではありません。
仕事上であっても、それぞれのスタンスは異なると考え割り切ることが大切です。
- 他人と自分は違うと考える
- イライラするパワーがもったいないと考える
- いつも口角を上げ気味で過ごす
- イラつきを感じたらまずは深呼吸
- 苦手な人に近づかない
- とりあえず忘れる
- なんとかなると自分に言い聞かせる
- 適度に休憩を入れてリフレッシュする
など、割り切る、気分を変えるというのがイライラしないコツです。
苦手な人の言葉は受け入れるかスルーする
「業務上苦手な人に近づかないわけにはいかない」という方もいますよね。
そんな方は、苦手な人からの態度や言葉は、「いっそのこと受け入れてしまう」か「スルーする」ことです。
人によって考え方や人との接し方はそれぞれ。
自分と違いがあって当然です。
「こんな考えもあるんだろうな」「こうゆう人もいるんだな」という風に、自分とは違う考えやあり方として受け入れてしまうことで、対抗心がなくなりあまりイライラしなくなります。
それはできないというのであれば、徹底的に「スルー」しかありません。
「そうですねー」「わかりましたー」など決まった相槌で返し、「ハイハイ」と心の中で思うようにしましょう。
イライラした後に思い返す
イライラしたと思ったら、その後に何に対してイライラしたのか考えてみましょう。
「そこまでイライラすることだったのか?」
と思い返すのです。
そして、
「そんなにイライラすることではなかった。。。だから、今後この件ではイライラしないようにしよう!」
と心に刻みます。
繰り返し行うことで、同じ状況に陥ったときに、瞬間的にイラっとすることが減るようになります。
絶対に八つ当たりしないこと!
イライラしている時は、我を忘れがちですので、ついつい他人に当たってしまった経験があるという方もいると思います。
でも、そんなことをしてしまうと、
- 八つ当たりした人に嫌われる
- 周りから理不尽なイヤな奴だと思われる
- 感情のコントロールが効かない面倒な奴だと思われる
- 我に返った時に自己嫌悪に陥る
など、一つもいいことはありません。
もし、八つ当たりしてしまいそうになったら、すぐにその場を離れて頭を冷やすようにしましょう。
まとめ
仕事でイライラする原因と対処法についてご紹介しました。
仕事でイライラすると、仕事の効率が悪くなるだけではなく、精神的に疲れますよね。
周りの人にもイライラしている人だと思われるのもよくありません。
できる限り心の余裕が持てるよう工夫をし、イライラ感をコントロールしていきましょう!
適度な気分転換も大切です!