声が小さい人っていますよね。
学校でも、職場でも、プライベートでも。
時と場合によっては、
「何度も聞き返すの面倒。。」
「もっと大きな声で話してくれればいいのに」
と、苛立たしい気持ちになったり、この人苦手だし嫌いかもと感じることさえあると思います。
そこで、本日は小さい声でしゃべる人の特徴と声が小さい人にイライラしない対処法をご紹介します。
まわりに声が小さい人、ゴモゴモ喋ってよく聞き取れない人がいる方は必見です。
なぜ小さい声でしゃべる?その心理と特徴とは?
声が小さい人の原因は、精神的なものもありますが、幼少期からの癖という人もいるようです。
では、詳しく見ていきましょう。
おとなしい性格・家庭環境
声が小さいことの原因として、もともとの性格や家庭環境が影響しているケースがあります。
- おとなしい性格で大声で喋るのが苦手
- 家族全員が声が小さいため習慣化している
- 幼少期に大きな声で喋ることを叱られていた
など、性格や環境が理由で小さな声で話すクセがついている人もいます。
そういう方は、大きな声を出すことに慣れていないため、「声が小さい」とまわりから注意されてもすぐになおすことが難しいかもしれません。
自信がない・言いたいことが言えない
自分の発言に自信がないと、どうしても声が小さくなってしまいます。
- 間違ったら自分の評価が下がるかもしれない
- 目立ちたくない
- 言いたいことが言えない
など、どんどん不安要素が大きくなることで、ゴモゴモ喋ったり、声が小さくなってしまいます。
これは少なからず誰にでもあることだと思います。
普段は声が大きい人でも、自信がない時は声は小さめ、控えめになりますよね。
緊張している・あがり症
家族や仲の良い人とは普通のトーンで話しができるのに、学校や職場だと声が小さくなる人もいます。
これは、人と話す際に緊張したり、あがってしまうため、ストレスによって声がでにくくなっているケースです。
- 立場が上の人
- 立ち位置が上だと感じている人
- 苦手な人
- 好きな人
- 慣れていない人
- 面識のない人
など、相手の反応を気にしすぎる、または威圧感を感じることで声が小さくなります。
緊張しすぎると、声がでにくくなるケースもあります。
ストレスがかかるのは、相手に対する恐怖だけではなく好意が原因となるときもあります。
しゃべりたくない・エネルギーを使いたくない
- 相手に興味がない
- 人と関わりあいたくない
- できる限り会話をしたくない
- 会話する必要性を感じていない
- 喋るためにエネルギーを使いたくない
など、話すこと自体を面倒に感じている人は、そもそも伝えようとする気持ちがないため、適当に話すことで声が小さくなりがちです。
また、普段から声をだすことも少なくなり声が小さくなってしまいます。
声が小さい人にイライラしない・嫌いならないための対策
声が小さい人と会話しているとイライラしてきます。
- 何て言ったか聞こえない
- 何度も聞き返すのがストレスだし、疲れる
- 会話にならない
- 会話するのが面倒になる
- なぜ直さないのかを考えるとさらに苛立つ
と、何故もっとハキハキと喋らないのだろうと腹が立ってきます。
しまいには会話することさえ嫌になる人もいると思います。
でもその人も悪気があるわけではないのですから、頭ごなしに嫌がるのはよくありません。
もしかすると、自分が悪いせいかもしれないのですから。
声が小さい人に対し、イライラしない、苦手意識を持たない、嫌いにならないためにできる対処をしていきましょう。
自覚がない人には、聞き取れないことを伝える
可能であれば、声が小さいことを直接伝えて、「聞き取れなくて困っている」と相手に自覚してもらいましょう。
職場においても学校やプライベートであっても、声が小さいことは会話をしにくくさせ本人にとってマイナス要素が多いと考えられます。
しかも、本人は自覚していないケースもありますので、できることなら指摘し、自覚してもらうのは決して悪いことではありません。
本人も声が小さいと指摘されれば改善しようと思うかもしれません!
ただし、伝える際は、決して叱ったり怒ったりせずに、優しく明るい口調で伝えるようにしましょう。
改善法を教える
指摘されたことや普段からのやり取りで「声が小さいと自覚はしているけど、なおせない」人には、具体的に改善策を教えてあげましょう。
- 姿勢
- 滑舌トレーニング
- 口を大きくあけてしゃべる
- ボイトレ
- 腹式呼吸
- カラオケ
など、さまざまな改善法があります。
その人との関係性によっては難しいかもしれませんが、可能な方は「こんなのあるよ!」と情報として伝えてみましょう。
会話する場所を選ぶ
声が小さい人と会話をする際は、できる限り近づいて話をしましょう。
屋外や人が多い室内など、まわりがうるさい場所では、どうしても聞き取りにくくなります。
できるだけ静かな場所で会話をすること、また、基本的には横に立って話をするくらいの気持ちで対応しましょう。
高圧的な態度や話し方をしない
その人の声が小さくなるのは、もしかするとあなたが高圧的な話し方をしているからかもしれません。
声が小さい人はどうしても、
- 気が弱い
- おどおどしている
- 小さく見える
- 存在感が薄い
といった印象を受けやすいため、無意識のうちに上から目線で話をしてしまっている可能性があります。
また、こちらがイライラしてしまうと、不機嫌さが態度や言葉に現れてしまうこともあります。
そういう圧迫感を感じてしまうと、萎縮してしまいさらに発言しにくくなり声が小さくなるという悪循環になりかねません。
自分の態度や話し方は偉そうではないか、高圧的ではないか今一度チェックしてみましょう。
話す以外の方法でコミュニケーションをとる
業務や大事なシーンでは、相手の声が小さいことで、聞き間違いをし大きなミスにつながる可能性があります。
対面の会話でなくてもいい内容であれば、メールやチャットなど会話以外のコミュニケーションツールを活用しましょう。
喋りが苦手でも、文面であればスムーズにやり取りできるタイプの人もいますので、その人に合ったやり方を見つけてお互いのストレスを軽減する工夫をしましょう。
聞き返せない時は、あとで再度確認する
会議中やお客さんが相手だった場合、すぐに聞き返せないときもあると思います。
でも、業務に必要なことや大切な内容であればそのままにすることもできませんよね。
そんな時は、後で何といったのか確認しましょう。
「先ほどの○○の件が聞き取りにくかったため、再度詳しく話を聞きたい」
といった内容で、個人的に聞きにいくのがいいでしょう。
聞こえていた内容も合わせてより深く話ができれば、相手に対して悪い印象は与えません。
まとめ
声が小さい人の心理と特徴、よく聞こえない相手に対しイライラしない対処法をご紹介しました。
声が小さく相手に対しイライラする前に、まずは対策をお試ししてみましょう。
自覚していても治す気がない人には、「静かな場所で話す」または、「メール、チャット、SNSでコミュニケーションをとる」などの工夫をすることが大切です。
わたしのまわりの声が小さい人(体験談)
わたしのまわりにも、実際に声が小さい人がいました。
学生時代もいましたし、社会人になってからも同僚や知り合いに何人かいました。
会話をしているとき、
「は?」「えっ、何?」「聞こえなかったー」と何度も聞き返すのがイヤになることがあります。
しまいには、よく聞こえないから「ふーん」と言って話を流したことも何度も。。。
わたし、耳が遠いのかな?と思ったこともあります。
めっちゃ疲れますよね。
でも、何度も頻繁に聞き返されたら「自分の声が聞こえにくいんだ!」と思いませんか?マジで改善してほしい~!!
もう少し大きい声で話してくれればいいのに~~~~~。。。。
といつも思っていました。
同僚にいたおとなしいタイプで声が小さい人は、会話全般にわたり常に小さい声で話します。
面白くて笑うときもそんな感じ。。育ちのよさも関係あるのでしょうか。
会議の際、声が小さすぎて上司に注意されていたこともありましたが、大きい声で話すのはツラそうに見えました。
知り合いの一人は別のタイプで、性格や仕事も別に全然普通、むしろ思ったことははっきり言うタイプなのに、声だけが小さい人でした。
声が小さいからと言っておとなしい、気が弱いわけではないということなのは確かです。
それに、カラオケの時はでかい声がでていた。。。なぜー(笑)
どちらにもわたしの口から直接指摘はできませんでしたので、なるべく近くに移動してから話すようにしていました。
声が小さい人もそれぞれで、個々に理由があるのだと思います。
そうゆう相手に対しイラつくこともあると思いますが、わざとじゃない人が多いことも考慮しできる対策をとっていきましょう!