周りが見えない人っていますよね。
わたしの元上司にも、まわりの状況を察することができない人がいました。
- 部下の考えや不満な様子を感じ取ることができないため、的外れな言葉でチームの士気を下げる。
- 人の話はスルー気味、状況も見えていないので、間違った方向に突っ走ってしまう。
といった、いつもフォローが必要となる迷惑上司でした。
このように、周りが見えない人と一緒に行動していると、常に
、最終的には ことだってあるんです。そこで、本日は周りが見えない人の特徴と原因、周りが見えない人への対処法、周りが見えないことを改善する方法をご紹介します。
周りが見えない人が近くにいて困っている方、ご自身のそうゆう部分を直したい!という方必見です。
周りが見えない人の特徴と原因
なぜ周りが見えなくなるのでしょうか?
まずは、性格や考え方、経験値が原因となる周りが見えない人の特徴をみていきましょう。
自己中だから
普段から自分のことを最優先した行動をとる自己中心的な人は、まわりに気を向けることができません。
- 人の気持ちを考えない
- 配慮が足りない
という面で、まわりの状況が見えない故の行動をとってしまいます。
自分が正しいから
自分が絶対的に正しいと思っていると、まわりを無視した行動をしてしまう傾向があります。
- 正しい方向へ進むのは当然のこと
- 間違っている意見は聞く必要がないし、アドバイスもいらない
と、
や だという思い込みが強い人は、人の話も聞かないし、周りとしては近寄りがたい存在となってしまいます。周りを気にする必要性を感じていない
そもそも周りをまったく気にしていない人は、周りが見えていません。
- 他人に興味がない
- 他人にどう思われてもあまり気にならない
と、
と思っている人は、まわりの状況を察知することはできません。気づきが足りない
特に「こだわり」や「他人に関心がない」などの理由がなく、単に深く考えていないだけの人もいます。
周りの状況や人が考えていることを
人と長年関わっていく中で、 ケースが多いのです。
徐々に身についていく能力なのであれば、「年を重ねるほど周りが見えるようになるのでは?」と思うかもしれません。
でも、年配の人でも周りが見えていない人っていますよね。
40代になっても空気が読めない同僚や、50代なのに周りの状況を察することができない上司をわたしは知っています。
育った環境や友人関係など、その人の経験値によって差がでる可能性はありますが、基本的にまわりの人の様子をしっかり確認して意識した行動をしない限り、ある日突然周りの状況を把握した
。結局は、普段からの他人を気遣う習慣や訓練が足りないということなのでしょう。
周りが見えなくなるのはどんなとき?
周りが見えなくなるのは、性格的な問題や経験不足だけとは限りません。
誰しもある状況下では、周りのことに注意を向けることができなくなります。
ただし、人によってコントロールできる度合いは異なりますので、その差が「
しっかり自分をコントロールすることが必要なのです。
集中しすぎる・熱中する
超集中しているときは、周りが見えなくなります。
「一瞬で深く集中できること」や「集中力を長い時間キープできること」は、とても
ただし、時と場合によっては、何か一点に集中することで してしまい、配慮のない人、まわりが見えない人と思われてしまいます。
- 考え事をする
- 作業や勉強に集中する
- ゲームやTVに熱中する
など、日常的によくあることですよね。深く集中してしまいすぎる人は注意が必要です。
極度の緊張状態
焦りや不安から極度の緊張状態に陥ると、目の前のことしか見えなくなります。
- 緊張を解こうとする
- 緊張を隠そうとする
- 自分がまわりからどう見えているの気になる
- 緊張のせいで失敗したくないと、焦る
と、
になってしまうと、周りを気に掛ける余裕はなくなってしまいます。余裕がないとき
自分に余裕がないときは、他人を気づかえなくなります。
- 忙しいとき
- 急いでいるとき
- 焦っているとき
- ハプニングがあったとき
- 何かを頑張っているとき
など、やらなければいけないことや考えるべきことを優先してしまい、まわりが見えなくなるのです。
恋愛中
恋愛中の人が、周りが見えなくなるのは、
- 恋愛にのめり込むから
- 嫌われたくないと必死になるから
- 相手の言葉や存在から大きな影響を受けるから
などが原因です。
恋の段階によりさまざまホルモンが分泌されることも、 だと言われています。
その他にも、独占欲や依存、嫉妬など、
ことで、周りか見えなくなると考えられます。
周りが見えていない人が嫌われるのはどうして?
周りが見えていな人は、他人の行動をスルーしてしまいます。
それは、人の行動の意味を察することがないからです。
仕事ができないから
周りが見えていない人は、仕事ができない人という印象を受けやすくなります。
- 自分のことで精一杯
- まわりの状況を把握できない
- 主張ばかりする
- 先回りの行動ができない
- 誰かが困っていてもわからない
- 他人を手伝わない
- 状況に応じて自ら動けない、考えられない
など、特に
でも、社会人として何年も経験を積んでいるはずの人でも、周りが見えていないせいで仕事に影響がでてしまうことって結構あるんです。
気が利かないから
周りが見えていない人は、まわりの人が何をしたいのかを察知することができないため、気の利いた行動ができません。
空気が読めないから
- 会話の方向性がわからない
- 言ってはいけないことを言ってしまう
- まわりに引かれる行動をする
- 話が噛み合わない
など、まわりの様子がわからないため、空気の読めない言動をしてしまいます。
キレやすいから
すぐにキレる人は、基本的に周りが見えていません。
- 自分が正しいからキレてもよいと思っている
- 怒りがコントロールできない
- 自分がキレた時の相手の気持ちが考えられない
- キレる人に対する周りの心象がわからない
と、基本的に
のです。誰でも、ありえないような状況に直面すると、キレることもあるかもしれませんが、できる限り我慢しますよね。
よくキレる人は決して し、あまり関わりたくないと思われてもしょうがありません。
まわりが見えない人への対処法
周りが見えない人とはどのように付き合っていくべきでしょうか?
周りが見えないことで、こちらがイヤな思いをするのであれば一緒にいるのはおすすめできません。
でも、職場の人であったり、家族であったりと避けられない相手もいますよね。
そんなときは、その人が把握できていないと思われる情報を、
ようにしましょう。- まわりの状況
- みんなの意見や考え、気持ち
- すべき行動
など、自分がその人の立場だったらどうするかを考えて、サポートしましょう。
まわりが見えない人の改善方法
自分の意識を変えれば、周りが見えない自分を変えることができます。
改善法について詳しくみていきましょう。
まわりの人を観察する
まわりの人の行動をしっかりと観察しましょう。
- 何をしているのか
- 何がしたいのか
- これから何をする予定なのか
と、観察する際は、その人の
まわりの状況を把握できれば、自分が今すべきことも思いつきやすくなりますし、気の利く行動もできるようになります。
自分が取るべき行動を考える
まわりの人を観察するクセがつくと、いろいろなことがわかるようになります。
まずは、
「自分が同じ立場だったら思うか、どうするか?」
と、置き換えて考えてみましょう。
次に、周りにいる人の性格や考え方のパターンがわかるようになったら、
「この人の性格だったらどう思うか、どうするか?」
を考えてみましょう。
という風に、常に行動パターンについて考えていれば、自分が取るべき行動がすぐに思いつくようになります。
- 言うべきか言わないべきか
- 意見を聞く
- 話し合いをする
- 手伝う
- 準備する
など、周りの状況がわかったうえで行動ができるようになるのです。
特に、すぐに要らないことを言ってしまう人は、まずは考えてから言葉を発するように注意しましょう。
余裕のある行動をする
そもそも、自分が常にバタバタと忙しくしていては、周りが見えにくくなります。
焦ったときの行動を変えるのは難しいのですが、そのような状況を避ける工夫はできると思います。
など、前もって対策をするよう心がけましょう。
集中しすぎると音が聞こえなくなる件! -体験エピソード-
学生時代にコンビニのバイトをしていた頃のことです。
レジ、品出し、お弁当を温める、ご飯を炊く、焼き鳥を焼くなど、さまざまな作業があり、はじめの1週間は覚えることだらけ…
そんなある日のこと。
お客さんが少ない時間帯に入り、わたしはタバコの銘柄と位置を覚えていました。
その店のたばこは、レジ上のアクリルケースにズラッと並べられており、商品の位置が把握できていなとお客さんの注文を受けてタバコを取り出すまでに、何秒もかかってしまうのです。
という理由で、わたしは店で扱っているタバコの種類と位置をはりきって覚えていました。
コレは左、コレはライトとメンソールがあって…と
「あっ、ごめんなさい。こちらでどうそ!」
といきなり先輩の声がしたのです。
わたしは自分担当のレジの目の前にいるお客さんに声をかけられても気づかずに完全スルーしていました。
ムっとしているお客さんに謝り、後で先輩にも謝りました。
「えーーーーっ!声かけられたのに、聞こえていなかったよー」と自分にびっくりしました。
と初めて気づいた出来事です。
わたしは、深く集中すると、以下のような状態になったり失敗をすることがあります。
- 仕事中、まわりがうるさくても集中していれば気にならない
- 勉強中に音楽を聴いていても音が鳴っていることを忘れる。途中で音が止まってても気づいてない
- 仕事に必要な書物を読んでいて電車を乗り過ごす
- ゲームに夢中になり電車を乗り過ごす
など、起きているのに乗り過ごすのは、本当に残念な奴だと自覚しています。
ですから、人と一緒にいるときは
特に仕事中は、自分に話しかけられたと認識したとき以外は、 が多いので、本当に注意が必要です。
最近は、スマホやPCのタイマーやTODOの通知を使って、何かにのめり込んで大事なことを忘れないように工夫しています。
まとめ
周りが見えない人の特徴と原因、周りが見えない人への対処法、周りが見えないことを改善する方法をご紹介しました。
周りが見えなくなることは、誰でもあります。
でも、すぐに周りが見えなくなってしまう…という方は、普段から自分の近くにいる人の
ことで、配慮のある人に近づくことができます。できることから少しずつ挑戦してみましょう。