説教されるのは、誰だって嫌ですよね。
自分が悪いときは、しょうがないかもしれません。
でも、 とうんざります。
自分は悪くないのに説教されようものなら、 と思って当然です。
説教って、とにかく長いししつこいのです。
わたしも、八つ当たりとも言えるような理不尽な説教を食らったときには、苛立ちと怒りがフツフツと沸き上がり「最悪!こいつ、いなくなればいいのに」と負の感情でいっぱいになった経験があります。
相手を苛立たせるだけの説教は
ですが、 。
世の中には軽く伝えただけではわかってもらえず、同じ間違いを何度もする人がいるのも事実です。
そういう相手にはもちろん注意は必要ですし、話が長くなる気持ちもわかるのですが、単なる説教ではなく伝え方を工夫するべきではないでしょうか。
本日ご紹介するのは、説教をする人の心理と共通する特徴、対処法です。
よく説教されて困っている人は、しっかり対策していきましょう。
説教する人への対策・対処法とは?
説教する人への対処法は、以下の4つ!
- 謝って改善策を伝える
- 謝って反論する
- 説教する人に近づかない
- 説教されないように努める
説教された時に、
何故なら、説教しやすい人間だと思われてしまうからです。
たちの悪い相手であれば、ストレス発散のために標的にされる可能性だってあるからです。
ですから、しっかり対応してほしいのです。
うざい、しつこい、何様なん、パワハラでしょなどいろいろな気持ちがぐるぐるすると思いますが、冷静に対処していきましょう。
ただし、もし自分の行動に少しでも直すべき点があるのであれば、「○○についてはあらためよう!」としっかり行動してほしいと思います。
謝って改善策を伝える
説教されたときは、以下の内容で応えましょう。
- 謝る
- 改善策を伝える
「申し訳ございません」⇒とにかく一旦あやまる
「ダブルチェックを習慣化して、今後このようなミスのないよう気を付けます」⇒改善策を伝える
このように、謝罪の意と具体的な改善策を言われてしまうと、それ以上話を続けにくくなります。
言い返して論破する
- 理不尽な内容である
- 言い方がよくない
- しつこすぎる
このような説教が続くときは
その際大切なのは、指摘されている自分の非については、 ことです。
- 自分の悪いところは謝る(あまり悪くなくても謝っておく)
- 理不尽な点や矛盾をつく or 言い方に心を痛めていると伝える
「自分も確認不足だったのは確かです。申し訳ありません。」「ですが、先週
ですので、今後は逐一確認を入れた方がよろしいでしょうか?」「自分も配慮が足りなかった点は謝ります」「ですが、先輩に頭ごなしに叱られると、動揺するし怖くてどうしょうもなくなります…」
近づかない・距離を保つ
可能な相手であれば、なるべく関わらないようにしましょう。
業務に直接関わる職場の人であれば、プライベートの話はしないなど、
相手が家族の場合、近づかないのは難しいと思いますが、相手の機嫌がよいときも常にベタベタせずに のがいいと思います。
落ち度のない振る舞いをする
他人にとやかく言われないような行動をしましょう。
- その人の嫌がることはしない
- 一度注意されたことを繰り返さない
- ミスをしない
- 間違ったときは、自分から先に謝る
「これくらい、別にいいでしょ」という考えが
人によって常識の範囲は異なります。
離れられない相手であれば、 にほんの少し合わせるだけで、スムーズに過ごせるようになるかもしれません。
自分が折れるのではなく、あくまでも「自らの意思で柔軟に対応している」という認識で行動しましょう。
なぜうざくなる?説教する人の心理
なぜ説教臭い人になってしまうのでしょうか?
ぐだぐだと嫌な口調で長い説教をしなくても、大切なことや必要なことを相手に伝えることはできますよね。
それなのに、説教をしてしまうのは、いくつかの理由があります。
純粋に注意したい
相手のよくない行いを正してほしいという想いからの注意が長くなり説教化してしまいます。
特に、自分だけでなくまわりのみんなが迷惑するような場合は、どうしてもくどくなってしまうかもしれません。
- 何度も同じことをしつこく言う(言っても直らないから繰り返す)
- 説教が長くなる(言っても直らないから、わかるように伝える必要がある)
など、何らかの
があるから、説教じみた話になってしまいます。ストレス発散
説教することで、スッキリしてストレス発散をしている人もいます。
このタイプは、普段から責任や負担が多く が多いと言えます。
教育している気分になっている
職場であれば、「部下・後輩に説教すること=教育の一環」としっかり世話をしている気分になっている可能性もあります。
威厳を示そうとしている
職場に関わらず家庭内であっても、説教することで「自分の威厳を示す」ことができていると勘違いしているケースもあります。
説教する人の特徴
説教する人に共通する特徴は、
- 自分の考えが絶対的に正しいと思っている
- 自分の方が立場が上だと思っている
「自分の考えが正しく、相手が間違っているので正してほしい」という考えのもと、自分は
であると思っているので、強めにガミガミと説教臭くなってしまうのです。さらに、自分は正しいので、相手に嫌われるかも?とは微塵も思っていないのでしょう。
説教するのはおじさんが多い
もう少し時代が変わればこんなことは、なくなるかもしれません。
でも、今、社会で働いているおじさん(40代以降と推定)は、 が多いんです。
- ハラスメントの概念がない
- スマホが普及していない
- SNSで発信できない
- 学校も会社も上下関係が厳しい
そんな時代に社会人になったおじさん達の中には、自分が経験したことをそのまま後輩や部下にしてしまう人が少なからずいるんです。
- 自分がされたからと説教してしまうおじさん
- 時代の変化に置いてきぼりなおじさん
もちろん、このような行動をとるのは、おじさんだけに限ったことではありませんが、過ごしてきた背景的なものの影響を強く受けているのは間違いありません。
飲んでいるときの説教モード
お酒がはいると、自分の感情をコントロールできなくなり、普段は
そんな経験がある人、結構いると思います。
酔って説教モードに入る人もまさにソレ!
普段は、「この人のココがびみょー」と思っていても、諸事情により黙っておこうと心に秘めている気持ちが酒のチカラで説教として表面化してしまうのです。
その人のお酒の弱さや不満度にもよりますが、お酒の席のことですので、できる限り
もちろん、自分に悪い部分があるのであれば、心にとめておき改善しましょう。
家族への説教
家族に対する説教モードは、あるあるですよね。
親が子を叱る、説教するというのは、日常茶飯事な家庭もあると思います。
夫婦間でも、何かやらかした時は説教されることもあると思います。
説教されやすい人もいる
- 言い訳が多い人
- 反論しない・自分の意見をはっきり言わない人
- 人に合わせる人
- 笑って聞き流す人
- 怒らない人
- おとなしい人
- よく怒られている人
- 小さなミスをよくする人
- 間の悪い人
このような、基本的に説教されやすい傾向があります。
また、 も説教されやすくなります。
説教する側にも、言いやすい人や言ってもセーフな基準ってあるんだと思います。
ただし、相手のことを想って説教しているケースもありますので、どんなときでも「何も言われないよりは絶対いい!」と思って過ごすのがおすすめです。
長い説教では何も伝わらない
説教というと悪いイメージがありますよね。
- 長い
- しつこい
- 同じことを何度も繰り返して言う
- 言われなくてもわかってるのにくどい
- 何様なの?と思う
など、同じような内容をダラダラと何度も相手に伝える行動に嫌気がさします。
聞いている方も、もし自分が悪かったとしても、「長いし、ウザいし、もう解放してほしい」と思っていては反省の気持ちもどこかにいってしまいますよね。
ですから、本当に直してほしいのであれば「さっぱりとした説教」が適しているのです。
それは、
と
を述べて直してほしいと、冷静に伝えることです。
長い説教よりも、何倍も相手に伝わるはずです。
あんたが説教するの?-わたしの体験エピソード-
仕事の都合である客先に常駐することになった初日のこと。
わたしは、「同じ会社のおじさん」と「パートナーBさん」と一緒のチームになりました。
3人ともそれぞれ初対面でした。
作業が分担制だったため1週間ほど、わたしだけ離れて作業を行っていました。
おじさんAは、作業中に何かと慌てては私に聞きにきていましたが、わたしはBさんとは話す機会もあまりなく1週間が過ぎました。
翌週合流すると、二人の様子に違和感を感じました。
「Bさん元気ない?忙しいから?気のせいかな…」
そして、その日の夕方になったら、おじさんがBさんに説教を始めたのです。
- 報告をあげるタイミングが遅い
- 仕事が遅い
- ミスが多い
などなど、説教は毎日の日課のようになっていました。
わたしからすると、はっきり言っておじさんも作業効率が悪く、お客さんとのコミュニケーションも上手くとれていないため、それなりにフォローが必要な状況でした。
おじさんに対し、
と思ったのは言うまでもありません。
その後、Bさんの仕事っぷりを私自身の目で確認してから、毎日の説教のことを上司に相談しました。
そして、結局は のです。
おじさんとは会ってからまだ2週間程度、かなり年上だし、パートナーさんにキツイ説教をするような人ですから、わたしが指摘したら何を言い返されるか…とかなり気が重い。
でも言うしかない・・・と思い伝えることにしました。
パートナーBさんの仕事のやり方を改善してほしいのはわかりますが、まだ慣れていない状況なのに、言い方はキツイし、繰り返しの指摘は厳しすぎると思います。
あんな風に頭ごなしに毎日言われたら、わたしだったら泣きますよ。
それにこのままでは、Bさんツラくてすぐに辞めちゃうかもしれません。
俺も自分があんな風に説教されたら、泣くと思うし辞めるかもしれない。
Bさんは芯の強い子なんだよ!
たしかに厳しすぎたと思うので、明日から改めるよ!
「はぁー?何言ってんのこの人!」と私は心の中で思いました。反論されなくてよかったのはありますが、単なるイジメやん。このおじさん頭大丈夫?と思った出来事でした。
翌日からおじさんがしつこくBさんを説教することはなくなり、Bさんも案件の最終日まで頑張ってくれました。
めでたしめでたし…
じゃないですよね。ホントおじさんに呆れてしまいます。
実際にこのような性格の悪い人っているので、みなさんも注意してくださいね!
まとめ
説教する人の心理と特徴、対処法についてご紹介しました。
- 謝って改善策を伝える
- 言い返して論破する
- 近づかない・距離を保つ
- 落ち度のない振る舞いをする
と相手とその時に合った対策をとっていきましょう。
説教臭い人の説教グセはそうそう直るものではありません。
でも、説教されない人になることはできますよね!