「他人の口からでる音が気になる」
- 自分のまわりに
という方もいると思います。
例えば、くちゃくちゃ音をたてて食べるクチャラーはマナー違反であり、もちろん不快に感じる人が多くいます。
でも、音をだしている人って んです。
改めて考えてみると「自分は本当に大丈夫なんかな?」と不安にさえなってしまいます。
わたしの友人にくちゃくちゃと音を立てて食べる人がいます。
昔からの友人で、長年音はでてるなとは思っていましたが、わたしはあまり気になっていませんでした。
他の人に「○○さんってくちゃくちゃ食べるよね」
と言われて、「確かにそうかも?!」と再認識したことがありました。
このように気になる音って人それぞれですし、マナー違反か否かに関係なく他人をイライラさせてしまう音って結構あるんです。
そこで、本日は不快に感じる口からでる音の種類と原因、対策法についてご紹介します。
まわりの音が気になる人も自分の音がをなおしたい人もぜひチェックしてくださいね!
口からでるどんな音に対し不快に感じる?原因は?
口からでる音と言われて、真っ先に頭に浮かぶのはくちゃくちゃ音(くちゃらー)ではないでしょうか?
でも、みんながイヤがっている音っていろいろあるんです!
詳しくみていきましょう。
クチャクチャ(クチャラー)
くちゃくちゃ食べている人って時々見かけますよね。
- くちゃくちゃ、ぬちゃぬちゃガムを噛んでいる人
- 食事のときにくちゃくちゃ食べている人
いずれも、
口を閉じていても音がでてしまう人は、頬張りすぎや唾液が足りないなどの他の理由があると言います。
ごくごく飲み込む音
飲み物を飲むときにゴクゴクと喉を鳴らして飲んでいる人もよくいますよね。
- 大量の水分を一気に飲むとき
- 飲み込みの際、喉に力が入っているとき
に喉が鳴りやすくなると言います。
ただし、気を付けて飲んでも喉が鳴ってしまう方もいるようです。
ため、アルコール飲料やジュースのCMでゴクゴク喉を鳴らすシーンが軒並み無くなっています。
飲み物をすする音
お茶やコーヒーなどを飲むとき、「スー」「ズーッ」「ズズズッ」などのすすり音をだしている方もいますよね。
かなりの音量の方もいることから、 と言います。
熱い飲み物を飲むときに、
。麺をすする音
蕎麦やラーメンなどの麺をすする「ズーッ」という音に関しては、ヌードルハラスメント(ヌーハラ)として有名だと思います。
日本人の多くには抵抗がない音であっても、外国人からすると
ただし、日本人であっても一部の方には、 もいると言います。
ヌーハラ問題によるものかはわかりませんが、麺をすすらずに食べる方が若い世代に増えてきています。
チッチッ音
年配の方が何気によく出している音です。
吸ってるような微妙な音(チッチッ、ちゅっちゅっ)を頻繁に発しているおじいちゃんやおばあちゃんもいます。
年をとると
だそうです。ねちゃ、くちゅ、ぴちゃ
話すとき、声を出そうとするとぴちゃぴちゃと音がしている人もたまに見かけます。
などが原因と言われています。
げっぷ
食事中や他人と一緒にいるのに、大きなげっぷを豪快にだしている人もいますよね。
まわりからすれば、気持ちのいいものではありません。
ガリガリ、ゴロゴロ
飴を食べる時に、口の中でゴロゴロ転がしたり、ガリガリ噛んでしまう人の音も結構豪快に聞こえる時があり、苦手に感じる人もいます。
まわりの人の口の音が気になったときの対策
まわりの音が気になってしまうときの対策は、
- 注意して直してもらう
- 物理的に聞こえなくする
- 精神的に聞こえなくする
この3つです。
音問題って、ホント難しいですよね。
一度気になると、ずっとその音の不快さに憑りつかれてしまい、
- 集中力が切れる、集中できなくなる
- 嫌な気分になる
- イライラする
と、
身近な人ほど嫌な音に触れる機会が多くなりますので、しっかり対策をしていきましょう。
音をださないようにお願いする
可能な相手であれば、本人に思い切って伝えましょう。
ただし、相手との関係性や言い方によっては険悪になる可能性がありますので、怒る・文句を言うのではなくあくまでも を忘れないようにしましょう。
ストレートに伝える場合は、
「○○のとき音が苦手なので気を付けてほしい」
という内容で伝えましょう。
その他、
- 苦手な音に関する話題をふる
- 同じ音をだしてわかってもらう
- 録画・録音して聞いてもらう
などの方法がありますが、自覚していない人には音の話題をふるなどはっきり伝えて自覚し改善してもらうのがいいでしょう。
と思いますので、結局は物理的に聞こえなくする
伝えるのがムリな相手の場合は、耳栓やイヤホンをするのも一つの方法です。
もちろんまわりの声が聞こえにくくなりますので、
- 必要なときのみ使用する
- 片方の耳のみする
- 遮音性が低めの耳栓をする(100均などの)
- 会話できる耳栓をする
など、工夫してみましょう。
精神的に聞こえなくする
嫌な音が聞こえたら、
- 違う音に集中する(音楽をかける、TVをつける)
- 違う何かに集中する(勉強や仕事、作業など)
- 他のことを考える(自分の好きなものを思い出すなど)
- 会話をして気をそらす
- 何に関しても感じ方は人それぞれだ!と思い深呼吸する
など、苦手な音が聞こえたら
。音を出さないための対策
口の音をだしている人の多くは、あまり自覚できていません。
- 自分が音を出していると自覚していない
- 自分の音が他人を不快にさせていると気づいていない
この2つが、まわりをイライラさせる理由です。
音をがでないようにしたいと思っている方は、まずは をおすすめします。
まわりにはどのくらいの音量で聞こえているのかを確認してから、改善する工夫をしていきましょう。
くちゃくちゃ音の改善
- 咀嚼時は口を閉める
- 少しずつ食べる
- 食べながら喋らない
を徹底しましょう。
ゴクゴク音の改善
- 気道が開きやすいように正面を向いて飲む
- 少しずつ飲む
- 飲み込む際に喉に力を入れすぎない
このように飲むと音がでにくくなります。お試ししてみましょう。
飲み物をすする音の改善
熱い飲み物は、少し冷ましてから飲みましょう。
冷たい飲み物を飲むときと同様に、吸い込まずに すればすすり音はでません。
麺をすする音の改善
- 少量ずつ食べる
- 箸を使って麺を何度も口に運ぶ
すすらずに食べるのは、初めは食べにくいですがやってみると案外できるようになります。
チッチッ音の改善
これは、本人がチッチッ吸うクセをやめるしかありません。
食後だけではなく間食後にも 歯に食べかすが挟まったままにしないよう、注意しましょう。
飴のガリガリ、ゴロゴロ音の改善
飴をガリガリ、ゴロゴロするのも、自覚したうえで、飴を最後まで注意しつつ食べるしかありません。
突然でだした不快な雑音 -体験エピソード-
わたしの家族の話です。
あるとき、わたしの親がチッチッと音を立てるようになりました。
「以前はこんな音だしてなかったのに…なぜっ!」
そう思い本人に聞いてみると、 らしいのです。
初めて指摘した際には、
「食後はしょうがない。外ではやらない」
と言っていましたが、食後だけではなくお昼寝中もやっています。
完全に癖になっているようでした。
- 聞いている方は、気持ちのいいものではないこと
- 食後以外もチッチッやってること
- 先日、親戚が来たときもチッチッやっていたこと
- 無意識にやっているから直した方がいいこと
- 食後すぐに歯磨きするように提案(それまでは朝・就寝前のみで、ランチ後は歯磨きしていなかった)
と言った感じで3回にわたって直接伝えました。
ですよね。
その甲斐あってか、最近はチッチッいう回数がかなり減りました。
食後の歯磨きが最も効果的だったような気がしています。
わたしの場合、相手が聞き入れてくれたからよかったものの、
でしたので、音を不快だと指摘するのはとても難しいとあらためて実感した出来事でした。まとめ
不快に感じる口からでる音の種類と原因、対策法についてご紹介しました。
口からでている音は、自覚していない人が多いため、
不快な音で迷惑している人、自分の音を改善したいと思っている人は、しっかり対策をしていきましょう。
音の感じ方は人それぞれです。
敏感に感じてしまう人も実際にいます。
ですから、少なくともマナー違反はしないこと、また、もし自分が指摘されたら、相手への配慮の気持ちを忘れずに対応していくことが大切です。