育ちが悪い人の特徴と原因、克服方法とは?

あたなのまわりに育ちが悪いと感じる人っていますか?

誰かに対し「この人、育ちがいいのかな~?」と感じたとき、なんだかほっこりとした気分になりませんか?
その反対で、もしかして育ちが悪いのでは…?と思う行動を目の当たりにすると、何とも言えないイヤな気分になると思います。
それが身近な人であれば、この人と一緒にいて大丈夫だろうか?
と、その人と自分の関係性に不安を感じてしまうかもしれません。

このように、育ちの悪さを疑わせる行動は、まわりの人の心を乱す原因となることがあるのです。
そこで、本日は育ちが悪い人について深く掘り下げていきます!
育ちの悪い人の特徴と付き合い方、育ちが悪いと言われる原因と克服方法をご紹介します。

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育ちが悪いってどうゆうこと?

why なぜたまご

悪条件・好ましくない環境のもとで育った、育てられ方がよくなかった、まともな教育や躾がなされずに成長した、といった意味合いで用いられる言い回し。所作や言葉遣いに品がない、行儀作法を知らない、教養がない、だらしない、嘘をついたり物をくすねたりポイ捨てしたりといった恥知らずな行為を平気でする、というような人を評していう表現。

引用元:weblio

育ちが悪いというのは、このような意味を持ちます。

一般的な教育やしつけが身についていない人」「家庭環境や親の育て方がよくないと感じる人を指して使用される言葉です。

はっきり言ってよい言葉ではありませんよね。
誰かに対してこの言葉を使うこと自体を、個人的には避けたいと思うほど、ネガティブな表現だと思います。

育ちが悪い原因とは?家庭環境や親のせい?

RICH or Poor

そもそも育ちが悪い行動をしてしまう理由は、

  • まわりの不快さに気づいていないから
  • 今のままでいいと思っているから

のどちらかではないでしょうか。

無意識にでてしまう言動がまわりに迷惑をかけていると、そもそも気づいていない場合もあると思います。
自分の振る舞いがあまりよくないと気づいていても「まぁいいか」と何もしないままの人もいますよね。

では、なぜそのような言動をとってしまうのでしょうか?

自分が生まれ育った環境は、自分の意志で変えることはできません。
ですから、育ちが悪いこと自体は、親の経済力や家庭環境のせいだと言えます。

一方、育ちが悪いと言われるような言動をしてしまうことについては、ある時期からは必ずしも育った環境のせいではないのです。

子供の行儀が悪くて育ちが悪いと言われるのであれば、親が悪い可能性は高いでしょう。
マナーや言葉遣い、ものの考え方について、教育や注意をあまり受けずに育ったと考えるのが自然です。

でも、いい大人が育ちが悪いと言われた際には、親のせいだけではないということです。
同じ環境で育っても、皆が育ちが悪いと言われるような振る舞いをするわけではありませんよね。

「気づこうとしない」
「気づいているのに行動しない」

そんな配慮の足りない行動は、明らかに自分の責任なのです。

自分のおこないを育った環境のせいにせず、自ら変えていこうとする気持ちと行動が大切だと言えます。

育ちが悪いと思う瞬間はいつ?育ちが悪い人の特徴とは?

疑問に思う女性

一般的に、どんなときに育ちが悪いと感じるのでしょうか?
育ちが悪く見える人に共通する特徴は、他人を不快にさせることを平然としてしまう無神経さと言えますでしょう。

自分が何をしても「別に、あなたには迷惑かけてないでしょ!」という考え方や配慮のない姿勢が、育ちが悪いと言われる理由となっているのです。

それでは、育ちが悪いと言われる人の特徴を見ていきましょう。

食事のマナーができていない

箸を持つ女性

  • 箸の持ち方が正しくない
  • くちゃくちゃ音をたてて食べるクチャラー
  • 飲み物をズズッとすする
  • ゲップをする
  • 食器と食器がふれあう音が大きい
  • 肘をついて食べる

など、食事の際に「えっ」と思うことを平気でする人は、幼少期に親に注意されなかったのだろうと躾がなされていない印象を受けます。
特に、他人の「箸の持ち方が正しくないこと」が目に付きイライラしてしまう人が多くいるようです。

  • 一口ちょうだいと他人の食べ物をもらう

に関しても意地汚い、卑しいなど育ちが悪いと感じる人が一定数いるようです。

言葉遣い

部下を怒る上司

言葉遣いが悪い人っていますよね。びっくりするような時もあります。
特に怒ったときや咄嗟の時など、感情が高ぶったときに悪い言葉遣いがでてしまう人もいます。

  • 言葉が汚い、下品
  • 口が悪い、言い方がキツイ
  • 必要なときに敬語が使えない

どんな言葉を使うのかを決めるのは自分ですので、「悪い言葉である」という自己認識が足りないけで、必ずしも育ちのせいではありません。
それでも、まわりは「今まで誰にも注意されなかったのかな?」「口が悪い友達が多いのかな?」など、育ちの悪さが気になってしまいます。

生活音がうるさい

耳をふさぐ男性

  • 声が大きい
  • かかと歩きなど、足音がドスドスうるさい
  • ドアや窓の開け閉め音
  • 椅子をひきずる音

など、生活騒音がうるさすぎて気になるケースです。
ガサツな印象を受けてしまいます。

味覚

麺を食べる女性

食べ物の違いがわからなすぎる人も、あまり美味しいものを食べて育たなかったのかな?という印象を受けることがあります。

味覚は、生後3か月~10歳頃までに最も発達すると言われているため、子供のころにいろいろな種類のものを食べて多くの味を経験している人ほど、味の違いに敏感になるそうです。

  • 味の違いが判らない
  • ソースやマヨネーズ、醤油などの調味料をとにかくたくさんかける

もちろん、味の好みは人それぞれですので一概には言えませんし、なんでも美味いとガツガツ食べられるのは幸せなことなのですが、美味しいものと不味いものの違いがわからない人を見ると、「経験してこなかったのかな?」と感じる人もいるようです。

お金のことに貪欲

お金

  • ケチくさい
  • 細かい
  • お金をだしたがらない
  • 他人のお金を気にする
  • ガメつい

など、お金に細かい人にかくケチな人は、「金銭的に恵まれない環境で育ったのかな?」という印象を受けやすくなります。
実際には、育ちが悪くてもまったくケチな要素がない人もたくさんいるんですけどね!
お金の余裕がないお家の子は、倹約的な考え方が身につきやすい環境で育っていますので、よいこととも言えます。

でも、何事もやりすぎると金に汚いと思われてしまいますよね。

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男性特有の育ちが悪い人の特徴

ふざけた男性

男性特有の育ちが悪いの特徴です。

無神経・言葉を選ばない

相手のことをまったく考えずにデリカシーのない無神経な言葉を発してしまう男性の人っていますよね。
今はセクハラやモラハラになるケースもあるため、気を付けている人も多いと思いますが、「この人、大丈夫?何言ってんの?」と不信感を抱いてしまうような発言をする男性の人っています。

女性特有の育ちが悪い人の特徴

お茶を飲む女性

男性は何となく許されているのに、女性がやると「ないよね…」と言われやすい行動があります。
個人的には男性でもNGですが、どうしても女性の方が目に付いてしまうようです。

食べ方が汚い

  • 口のまわりにつける
  • 大口で食べる
  • ガツガツ食べる

と、女性の場合、ワイルドな食べ方は品がなく見えます
性別に関係ないのでは!!と思う方もいるかもしれませんが、なんとなく男性は許されているがあります。

だらしない

デスクが散らかっている人

  • 片付けができずにデスクや部屋が散らかっている
  • 身だしなみが整っておらず、服装や髪型が乱れている
  • バッグの中がぐちゃぐちゃ

本来男女問わずよい印象は受けませんが、特に女性の人は身だしなみや整理整頓できるのは当たり前というイメージがあるため、目に付きやすいのかもしれません。

悪口を言う

いない人の悪口をいう女性。あるあるですよね。
女性は男性に比べてマウントを取りたがる傾向があります。

他人への嫉妬やライバル心から、すぐに悪口を言う人は、育ちが悪いのかな?という印象を受けてしまいます。

育ちが悪い人とは付き合わないべき?

友達と過ごす

誰かのことを「育ちが悪いな」と感じる時点で、その人に対して少なからず嫌悪感があると言えます。

そもそも、育ちが悪いと感じる行動を目の当りにして、嫌な気分になったり、疲れると感じるのであれば一緒にいるのはおすすめできません
それでも一緒にいたいと思う相手であれば、その言動を許容できるのか許容できないのかをあらためて考えてみましょう。

気にせずスルーできれるならそれでいいと思いますし、ムリに別れたり距離を置いたりする必要はありません。
もし、許容できない場合は、可能な相手であれば「直してほしい」と上手に伝えてみましょう。

ただし、相手との関係性によっては、指摘するとこじれる可能性もあります。
特に、彼氏や彼女、友人、ママ友、職場の人など、家族以外の場合は、仲違いの原因になりかねませんので、伝える際は慎重に行いましょう。

結婚相手の育ちが悪い場合

育ちの違いは、さまざまな価値観の違いを生みます。
結婚相手は、共に過ごし生きていくパートナーとなりますので、初めは些細なことだからと我慢できても、時間が経つとそれが原因で不仲になってしまうケースもあります。

他人と生活するうえで、許容できる範囲は個々に違いますので、相手の育ちが悪いなと思う部分は、可能な範囲で話し合って解決を試みることが大切です。

  • 金銭感覚
  • 食習慣やマナー
  • 家庭内におけるそれぞれの役割
  • 子育ての方針
  • 部屋の好み
  • 片付けや掃除の仕方
  • 親族との付き合い

結婚前であれば、本当に結婚するべきかも含めて、慎重に考えてみましょう。

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育ちが悪いと言われるふるまいを克服する方法

挑戦する人

育ちが悪いと思われる行動を続けていると、まわりの人が離れていってしまうかもしれません。
大切な友人や恋人との関係性に影響したり、職場の人に距離を置かれたりと、人間関係がスムーズにいかなくなる可能性だってあるのです。

自分の育ちは変えられません。
だからと言って、ただただ劣等感を抱いて黙っている必要はありません。
自分が自覚して直そうとすれば、ちが悪いと言われるような行動」をやめることは可能なのです。

育ちが悪いと言われたら?

誰かに育ちが悪いと言われたら、あなたが相手を不快にするような言動をしているということでしょう。
どんな行動を直すべきかを知ることが克服への近道ですので、まずは、どんな言葉やふるまいがマナー違反なのか、もしくはよくないのかを考えてみましょう。

理由がかわからない時は、言われた相手や他の友人、家族など聞きやすい人に尋ねてみましょう。
聞かれた側の人は言いずらいことですので、ズバリ教えてくれないかもしれません。しっかり聞き出すだめにも、なるべく近しい間柄の人に聞いてみましょう。

マナーや礼儀を学ぶ

自分に備わっていないマナーを一つずつ学んでいきましょう。
マナー教室や本で学べますし、ネットでも多くのことを学ぶことが可能です。

習得するには継続が大切

継続を表す図

長年の習慣は、簡単に直すことはできません。
とにかく継続することが大切です。

  • 目標を定めて書き出す
  • 日々忘れないように頭の中で繰り返す
  • うまくできなくても諦めない
  • サボったり、忘れてしまっていた時期があっても、思い出した時にまた始める

育ちが良い人の特徴を真似る

育ちがいいなと感じる人の言動を真似てみましょう
実際に育ちがいい人は、振る舞いに品のよさがにじみ出ていますので、よいお手本となります。

マナーの悪い人に影響される? -わたしの体験エピソード-

仲の良い親子

「育ちが悪い」と言われる行動の一つに、マナーの悪さがあります。

わたしが最も気になるのは、食事の際の音に関するマナーです。
子供のときは全然気づいていませんでしたが、大人になってあらためて親と同居すると、さまざまな音が気になるようになりました。

  • 飲み物をすする音
  • スプーンが皿にあたって出る音をまったく気にしていない
  • カップからスプーンを取り出す際に、水切りなのかチンチンと音をたてる
  • 皿をドンと置く

など、よくないクセが気になっていました。
今考えると、初めはかなりイライラして不快だったのですが、同居後しばらくして、あまり気にならなくなっていたのです。

ある日、ヨーグルトを食べていて、自分もスプーンが皿にあたる音がでていることに突然気が付きました
「えっ!自分も音、だしてるじゃんー(ガーン)」

音がでていると気づくと同時に、実家の小鉢が、意味不明に超凸凹?ザラザラ?していて音がでやすいということを認識しました。
「この小鉢でずっとヨーグルトを食べていたはずなのに…」
しばらく実家で生活しているうちに、悪い方に慣れてしまったのでしょう。

  1. 実家で暮らしはじめ、不快だと感じる音がいくつかあった
  2. 注意しても直してもらえない音は「気にしないようにしよう」と考えを変えた
  3. しばらくして、食事中の悪い音に慣れたらしく、イライラしなくなっていたし忘れていた
  4. 最終的に、自分も音をだしていることに気づいていなかった

自分も親と同じ行動(スプーンの音をだす)をいつの間にかしていたことに大きなショックを受けました
いつから音がでていたのか、まったくわからないのです。

わたしの親も、わたしも決して育ちはよくない方でしょう。
でも、別々に暮らしている間に、わたしはマナー違反だと思う音に対し不快感を持つようになっていたのです。
それなのに、また気にならなくなっているとは…

このように、怖いのは「育ち」よりも、「慣れ」なのでは?とわたしは考えています。
人は一緒にいる人の影響を大きく受けます
どんな環境にいても最低限のマナーを忘れずにいたいですし、自分の行動を時々振り返る必要があると再認識した出来事でした。

まとめ

育ちが悪い人の特徴と克服する方法をご紹介しました。

育ちが悪いと言われるような行動は、他人を不快にさせてしまいます。
ご自身のことであれば、少しずつ対策をしていきましょう。

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