- 会話をしているとき、よく聞き返される
- 声が小さい・聞こえないと指摘されたり、怒られたことがある
- だそうとしても、思うように大きな声がでない
と「声が小さいこと」がコンプレックスとお悩みの方、いらっしゃいますよね。
自分の声が小さいと自覚していても、なかなか改善できない方も多いと言います。
そこで、本日は声が小さい人のデメリットと大きな声がだせるように改善する方法をご紹介します。
声が小さい人のデメリットとは?
友人とのおしゃべりや学校・職場でのやり取りなど、どんな場面においても対面での会話はコミュニケーションをとるために必要不可欠な手段です。
そんな日々の会話の中で、「聞こえない」と聞き返されることが多く、お悩みの方もいると思います。
自分の声が聞こえていないということは、相手に言葉が伝わらないということです。
聞き手からすると、明らかに声が小さい人に対し特有のよくない印象を持つことが多いと言われています。
声が小さいことのデメリットは、
- 元気がない
- 消極的
- 暗そう
- やる気がない
- 自信がない
- 印象が薄い
- 仕事ができなさそう
- 会話が聞き取れなくてイライラする
と、声が小さいというだけで、ネガティブな印象を受けやすくなります。
実際には消極的ではない人もいるんですが、そうゆう人でも第一印象はあまりよくないのは確かです。
中には、声が小さくても別に困らないと思っている方もいるかもしれませんが、自分が気づいていないだけで、周りの人は迷惑しているケースも少なくありません。
職場、学校、プライベートとどの場面でも、マイナス面が多いのが特徴です。
声が小さい原因をチェックしたい方はこちらから♪
⇒嫌い!イライラする!声が小さい人の心理と特徴、対処法とは?
小さい声の治し方・改善方法とは?
長年声が小さい自分に慣れている人は、
- 生まれつき?だし改善はムリ!
- そもそも大きい声は出せないのでは?
- 普段から声が大きいとうるさいと思われない?
- いきなり声を大きくするのは目立つし恥ずかしい
など、後ろ向きな思考が強くなり、声のボリュームを改善することを諦めてしまう人もいます。
でも、発声練習などの対策をとることで、大きな声はでやすくなることは確かですので、思い切って挑戦してみましょう。
精神面での理由が大きいという方は、人とリラックスして会話ができるような対策をとることが必要です。
小さい声を改善して、大きな声をだせるようにする方法をご紹介します。
口を大きく開けるクセをつける
声が小さい人やもごもごも喋る人は、口の開き方が足りなく、口の動きが少ない状態で話す傾向があります。
口が開いていないと、どうしても音がこもってしまい周りに声が届きにくくなります。
ですから、
- 口を大きく開けてはっきり喋る
- 滑舌よく喋ることを意識する
ことが大切です。
早口言葉などの滑舌トレーニングを大きな口をあけて練習しましょう。
トレーニングを続けることで口周りの筋肉が鍛えられ、口が開けやすくなります。
また、トレーニング時は鏡を使うのがおすすめです。
意識した時としない時で、自分の口の開き具合や動きの変化をチェックしながら行いましょう。
発声練習・ボイストレーニングをする
発声練習・ボイトレと聞くと、アナウンサーや歌手向け?というイメージがありますよね。
でも、発声練習のそもそもの目的は「声のだし方を向上させること」ですので、大きな声がでにくい人にはとても効果的な練習と言えます。
発声練習をすると
- 声量のアップ
- 声が通りやすくなる
- 声のコントロールがしやすくなる
- 滑舌がよくなる
と、声の大きさを自分でコントロールしやすくなります。
発声練習の方法は種類がいろいろあり、ボイトレ教室に通う方法やネットや動画をみて自分で行う方法もあります。
自宅で声をだして練習するのが難しい人でもできるトレーニング法もありますので、自分に合ったものから挑戦してみましょう。
腹式呼吸
腹式呼吸ができると、お腹から強い息をだすことができるので、大きい声がでやすくなります。
腹式呼吸を意識することで普段の会話でも、吐く息の量がコントロールがしやすくなり、声量のある通りやすい声がだせるようになります。
姿勢を正す
猫背や俯いた状態(下向き)の姿勢にくらべ、背筋を伸ばした姿勢で話したときの方が、声量があがりますし、声もしっかり通ります。
姿勢がよく胸を張っている人は、大きい声がでていますよね。
ですから、人と会話をする際はよい姿勢を心がけましょう。
- 背筋を伸ばすし頭を上に引きあげる
⇒背筋が伸びることで、首や肩の力が抜け、肺も広がりやすく深い呼吸がしやすくなります。 - 顎は上げずに自然に引く
⇒肺から口へと続く空気の通り道が自然と開き、喉の締め付けが解放され声がだしやすくなります。
座っている時、立っている時、歩いている時、それぞれで声がだしやすい姿勢を保つ習慣をつけましょう。
意識的に続けることで、普段から大きい声がだしやすくなります。
油断せず継続する
常に小さい声で話している人は、発声時の癖がついているため、油断するとすぐに小さい声に戻ってしまいます。
意識して大きい声で話していても、
- 不意に話しかけられたとき
- 別のことに意識がいっているとき
など、話すことに集中していない時は、無意識に小さい声に逆戻りしやすくなります。
大きい声を出す発声の仕方が身につくまでは、油断せず継続することで大きい声を自分のものにしましょう。
苦手な相手と話すときは、姿勢を変える
- 目上の人
- 苦手な人
- 慣れていない人
など、相手によって声がでにくくなると言う人もいますよね。
そんな人と話す際は、
- 背筋を伸ばして姿勢を整える
- 肩の力を抜く
- アゴをひく
- お腹まで深く息を吸って吐く
をしてから、口を大きく開けて話し始めましょう。
いきなり声をかけられたような場合でも、背筋を伸ばすことくらいはできると思いますので、話すときの姿勢を意識して声をだしやすくすることが大切です。
緊張をやわらげる対策をとる
不安や緊張、自信がないことで声が小さくなる方は、リラックス状態で会話ができるような対策をしましょう。
- 深呼吸をする
- 口角を少しあげる
- 相手の顔色よりも内容を伝えることに集中する
- 話す内容をまとめてから話す
深呼吸や心を落ち着かせることができる呼吸法を取り入れるのもおすすめです。
相手に対する緊張が強いときや自分に自信がない時は、「まあ、いっか」と思って開き直って話すのも効果的です。
友人や同僚、家族に協力してもらう
相談できる人がいる方は、是非協力してもらいましょう。
大きな声の人と会話をする
声が大きい人と話す際は、引っ張られやすいので大きい声がでやすくなります。
そういう相手と一緒にいる時間を多く作りましょう。
声が小さくなったら教えてもらう
無意識に声が小さくなっている時があれば、「○○のとき、声小さくなっていたよ!」と教えてもらいましょう。
自覚できていなければ自分でも改善しにくいですので、教えてもらうことで直しやすくなります。
仲良しや家族であればお願いしやすいですし、相手も言いやすいはずです。
ただし、あまり指摘されすぎると自分のストレスになりますので、言われても不快にならない相手にお願いするようにしましょう。
カラオケに行く
発声練習を兼ねたカラオケもおすすめです。
歌うときは、お腹に力が入りますし、大きな声をだす習慣をつけるにはとてもいい練習となります。
もちろんヒトカラでもOKですが、友人と一緒に行けば「声の大きさ」をチェックしてもらうこともできますよね。
カラオケ好きなのであれば、誰かとカラオケに行くことで楽しく発声練習ができます。
まとめ
声が小さい人のデメリットと大きな声がだせるように改善する方法をご紹介しました。
声が小さい人には、さまざまな原因があります。
肉体的な理由かそれとも精神的な理由なのかによっても、適した改善策は変わってきますよね。
発声練習だけをしても、他人に対する緊張が原因であれば、そちらの対策も必要になります。
ですから、自分の声が何故小さいのか、その原因について今一度考えてみましょう。
会話によるコミュニケーションは、学校、職場、プライベートとどんな状況においても、とても大切なアイテムです。
うまく使いこなせれば自分を守る武器となりますが、コントロールできなければ逆に自分の評価をさげてしまうことにもなりかねません。
- 元気な挨拶
- ハキハキとした口調
これができているだけで、相手に与える印象はグッとよくなりますので、声が小さいと自覚している方は、できる対策をしていきましょう☆
声が小さい原因をチェックしたい方はこちらから♪
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