「もしかして、なめられている?」
上司や先輩、さらには同僚や部下、後輩にまでもなめられてしまうと、会社に行くのがツラくなりますよね。
職場でなめられると、
- 無茶振りされる
- 高圧的で見下した態度をとられる
- 仲間外れにされる
- 八つ当たりされる
- スルーされる
と、日々イライラするし、仕事にも支障がでるしで、いいことが一つもありません。
職場での人間関係は大きなストレスとなりますよね。
もちろん、なめた態度をとる人の性根が腐っているのは明らかですが、自分でできる対策を考えることも大切です。
まずは、なめられる理由に当てはまるものがないかチェックしていきましょう。
一度なめられると、それを変えるのは難しいのは確かです。
でも、しっかり対処することで、抜け出すきっかけを掴みましょう!
職場でなめられる原因とは?
誰かになめられる原因は、「自分より格下だと感じるから」「強く言い返せないと思っているから」というのが主な理由。
完全にマウンティングされているということです。
自分より職場での立場が下であっても、気が強くシャキッとしている人をなめた態度で扱う人はいないですよね。
格下だと思われていから、なめられるんです。
それでは、職場でなめられる原因を詳しくみていきましょう!
主張しない
- 自分の意見をはっきり言えない
- とりあえず謝る
という姿勢でいると、相手に逆らわない人だと思われなめられてしまいます。
- 理不尽な仕事や時間がない時にお願いされても断れない
- 自分が違うと思っていても主張しない、否定できない
- 自分が悪いと思っていないのに謝る
このような行動をとる人を、仕事上では特に信頼できないことから、できない人扱いされなめられます。
気を使いすぎる・下手に出る・人の顔色をうかがう
人の顔色を伺いすぎるのはよくありません。
- 空気を読んだ行動
- 他人への気遣い
これらは、社会人にとってとても大切なことではありますが、度が過ぎる行動は小間使い的ポジションの人と認識されがちです。
また、嫌われないように、波風が立たないよう下手にでていると、「この人は抵抗しない人」と思われてなめられる原因となります。
仕事ができない
- ミスが多い
- 仕事が遅い
- 要領が悪い
- 締切を遵守できない
- 言われないと動かない
- 態度が悪い
など、周りよりも仕事ができない人は、仕事でのトラブルが起こりやすく、上司に注意されたり、怒られる機会も増えてしまいます。
「仕事ができない奴」という印象で下の存在としてなめられやすくなります。
優しすぎる・弱々しい
他人に対して優しく接することは、本来とてもいいことです。
でも、人というのは厄介なもので、優しすぎる相手には自分が強く接してもよいと付け上がる人が意外に多いんです。
いつも優しいことが弱々しく見えているということです。
誰もがムカつくようなシーンでも、怒らず優しい口調で対応できる人に対して、何を言っても、何をやっても大丈夫だという印象を持つからかもしれません。
声が小さい、おどおどしている
声が小さかったり、いつもおどおどしている人は、弱そうな人と印象づけられるため、やはり下の立ち位置にみられがちです。
自分が強くなったような勘違いをされるため、なめられやすくなります。
コミュニケーションが苦手
コミュニケーション能力が低いと、自分を上手に表現できないため、「仕事でのやり取り」や「自分の印象」さえも誤解されやすくなります。
職場では、仕事ができない印象が強くなるため、なめられやすくなります。
髪型やファッションが微妙
服装や髪型が微妙だったり、あまりにもダサく清潔感がないと、社会性のない印象をうけます。
おしゃれな人がはつらつと見えるのに対し、ダサい人は野暮ったさや暗さを感じることから、なんとなく下に見られてしまいがちです。
とくに女性同士は、ファッションに敏感な人が多いため、そういう傾向があります。
女性というだけでなめられる
「上司や取引先などの男性から、女性というだけでなめられる。」
働く女性であれば、少なからず経験があると思います。
今でも女性が圧倒的に少ない職種もありまし、女性蔑視、女性差別は普通にありますよね。
年配の方だと、「女性はこれだから。。。」という表現を、残念ながら未だに使う人もいるんです。
なめられるだけではなく、ハラスメントに繋がるケースもありますので要注意です。
若いというだけでなめられる
- 童顔
- 小柄
この二つの要素は、女性でも男性でも可愛らしいイメージを受けますよね。
女性であれば嬉しいことでは?と思う方も多いと思います。
でも、実年齢よりも若く見えるというのは、ビジネスではデメリットとなります。
- 頼りなく見える
- 年下感が強い
- なめられる
という面で、「この人に任せても大丈夫?」「強く言っても怒らなそう、黙って従いそう」という印象を与えがちだからです。
外見の印象でなめられやすくなるということです。
職場で舐められないための対処方法
なめられないよういするには、堂々とした振る舞いが必要です。
威圧感のある人を誰もなめることはありませんよね。
もちろん、いきなり威圧感をだすのは難しいと思いますので、できることからしっかり対策していきましょう。
自分の主張をはっきりする
- 違うと思ったらはっきり「NO」と伝える
- ムリなことはできないと断る
- 小声でしゃべらない
- モジモジしない
- 困っているのにニコニコしない
と、堂々とした態度と発言が大切です。
主張することが苦手であれば、「自分は○○だと思います」と自分の意見として伝えましょう。
また、なんでも引き受けてしまうことのないよう、時間の余裕がないときは「理由を述べたうえで断る」ことが必要です。
強い口調で話し、必要以上に愛想を振りまく必要もありません。
背筋を伸ばし毅然とした態度で、相手の目をしっかり見て思ったことを伝えましょう。
おしゃれやイメチェンをする
- ダサさをなくする
- 清潔感をだす
と、スーツであっても私服であっても、清潔感と少しのおしゃれを取り入れましょう。
もちろん、職種や年齢に合った身だしなみが必要です。
人の印象は、髪型と洋服、メイクで大きく変わります。
今まで見た目は二の次だったな。。と自覚がある人は、見た目チェンジに力を入れてみましょう。
仕事にきちんと取り組む
- 常にメモを取って暗記する
- 一度ミスしたことはしっかり覚えて二度と繰り返さない
- 計画的に作業を進める
- キャパオーバーならしっかり断る
- 困った時は相談する
と、できることからしっかりこなし、仕事上での実績を積みましょう。
仕事ができて周りから評価される人は、決してなめられたりしません。
まとめ
あなたがもし、職場でなめられていると感じるのであれば、しっかり対策することが大切です。
家族よりも長い時間、一緒に過ごさなければいけない職場の仲間。
なめられたままでは、絶対にいけません!
まずは、自分がなめられる理由を考えてみましょう。
そして、対策することで、今よりもっとずっと楽な関係や立ち位置に変わることができるかもしれません。
もちろん、人を見下す相手の性格が最悪なことはわかっていますが、相手が付け上がる原因を作らぬよう自分でも努力していきましょう。