誰でも落ち込むことってありますよね。
そんな辛い状況から抜け出すには、もちろん本人の気持ちの切り替えが必要です。
でも、誰かに慰められたり、励まされたりするとめちゃくちゃ嬉しいですよね。
そして、仲間が落ち込んでいるときは、早く立ち直ってほししと思うもの。
そんな大切な仲間の手助けができるのが「励ましの言葉」です。
でも、励ますのって実は結構難しい。
相手の立場に立ち、傷つかない言葉を選び、前向きな気持ちになるようひっぱっていく。
何て声をかけるべきなのか。。。?
簡単なようでそうでもないのものです。
そこで、本日は、励ましの言葉が必要なタイミング、上手に言葉を伝えるポイント、役に立つ励ましの言葉を紹介します。
どんな時に励ましが必要?
仕事をしていると、いろいろなことがありますよね。
いいことばかりではありません。
悪いことが続いたり、問題に直面したり、落ち込むことも多々あります。
仕事仲間や同僚が落ち込んでいるときには、「なんとか、励ましたい!」「元気になってほしい」と思うこともありますよね!
まずは、どんな時に励ましが必要なのかチェックしていきましょう♪
仕事で目標が達成できなかったとき
- 商談のため全力で取り組んだのにロストした
- 温めていた企画が却下された
- 資格試験に落ちた
など、業務の中や自己啓発など、それまでの努力と費やした時間が大きいほど、報われない時の残念感は計り知れません。
辛い気持ちを抑えて切り替えるためにも、誰かからの励ましは力になります。
仕事でミスをしたとき
ミスをした時は、誰でも落ち込みますよね。
職場では、自分のミスだけではなく、自分の責任下にある他人のミスが露呈し、がっかりすることもあります。
たった一つのミスであっても、内容によってはたくさんの人を巻き込んでしまうような事態になり迷惑をかけることもあります。
そんな時は特にへこんでしまいます。
上司に怒られたとき
- 自分が至らないとき
- なにかの巻き添えを食らった時
- 上司がアホなとき
など、自分が悪いときはしょうがないのですが、「なんか理不尽だなー、ツラいなぁー」と感じるときもあります。
人間関係で落ち込んでいるとき
仕事をしていくうえで、最も厄介なのが人間関係です。
ちょっとしたことから簡単に溝ができてしまったり、まわりをフォローしたつもりが自分が悪者扱いされたりなど、人が多ければ多いほど何らかの問題が起きます。
人とのつながりは、修復が難しいため落ち込んでしまいます。
体調が悪いとき
体調が悪くても仕事を休めないような時は、体だけではなく精神的にもツライ思いをしますよね。
また、何らかの病気で悩んでいると、気持ちが落ち込みがちになってしまいます。
仕事を辞めたいと悩んでいるとき
- 仕事が合わない
- 他にやりたいことがある
など仕事を辞めたいと悩んでいる時は、目の前の仕事に身が入らず集中できないこともあると思います。
プライベートで落ち込んでいるとき
恋愛や家族のことで悩みがあると、仕事をしていてもイマイチ元気がでない。。。ということもあります。
仕事仲間に上手に励ましの言葉を伝えるポイント
自分がツライときに「励ましの言葉」をかけられると、救われた気持ちになるものです。
嬉しかったり、気持ちが軽くなったりします。
「悩むのはやめて切り替えよう。前に進もう!」と思えるようになることもあります。
落ち込んでいる仲間に、早く元気になってもらえるよう、上手に相手を励ますポイントをご紹介します。
励ましの第一歩は、話を聞くことから
まずは、その人の心に溜まった悩みや思い、愚痴を聞くことから始めましょう。
「話を聞きたい」「話してほしい」というこちらの気持ちを伝えることが大切です。
- どうしたの?
- 何かあったの?
- いつでも話を聞くよ!
と声をかけてみましょう。
人によっては、苛立ちや悲しみなどのツラい気持ちをうまく言葉にできないこともあるかもしれません。
そんな時は、こちらからどんどん喋らずに相槌をうちながら、ゆっくり話を聞きましょう。
意見やアドバイスはしない
落ち込んだ理由や打ち明けてくれた話に対して、意見やアドバイスをするのはおすすめできません。
相手は気持ちが弱っている状態ですので、「自分がいけなかったのか」と否定された気分になるかもしれません。
ですから、基本的に相槌で共感することで「あなたの見方だよ」という姿勢を伝えましょう。
いつでも役に立つ励ましの言葉
誰かの力になりたいと想い伝える「励ましの言葉」は、その人への思いやりの言葉です。
うまく表現するためにも、そのときの状況と言葉をかけたい相手の気持ちを考えて、慎重に言葉を選んでいきましょう。
ひたすらに応援するのではなく、そばにいてサポートする気持ちが大切です。
- 頑張ったね!
- 大変だったね。
- 辛かったね。
- ムリしないでね。
- 頑張ってること、わたしは知ってるよ!
- わたしにできることある?
- 気にしなくても大丈夫だよ
- 心配ないよ。
これはNGかも?励ますときに言ってはいけない言葉と対応
言葉の選択を間違えると、せっかく励ますつもりだったのに相手に不快感を与えたり、プレッシャーをかけてしまうこともあります。
頑張って
自分は精一杯頑張っているのに、
「もっと頑張れと言うの?」
「頑張りが足りないと言ってるの?」
と、思われるかもしれません。
ベストを尽くした人に頑張れ!は禁句です。
わかるー
「わかるー」「わかる、わかる」「すごくわかるよ」
という言葉は、基本共感ではありますが、励ますときにはあまり適切ではありません。
「あなたに何がわかるの?」
「わかるわけないでしょ。」
という気持ちになります。また、微妙な同情感に対してもムッとされる可能性があります。
状況に応じて、相槌や「うん」「そうだね」などの言葉で対応するようにしましょう。
アドバイスをする
今後のためのアドバイスを本人が求めているのなら、もちろん言ってあげるべきです。
でも、ズーンと落ち込んでいるときに、他者からのアドバイスは必要ありません。
アドバイスが必要なタイミングは、前向きになってからなんです。
落ち込んでいる人は、「こうした方がいい」「自分ならこうするかな」など、あーだこーだ言われても、
「そんなこと百も承知ですが何か。。」「余計なお世話」「ウザい人だな」
と思うだけです。
特に男性は「落ち込んでいる人の言葉」に対し解決してあげようとする傾向がありますので注意が必要です。
ただそばにいて話を聞くだけでよいときもあることを知っておきましょう。
まとめ
仕事仲間にかけたい励ましの言葉をご紹介しました。
落ち込んでいる時やへこんでいる時の仲間の言葉は、元気や勇気のもととなります。
誰かがツライときには、その人の立場にたち思いやりのある励ましの言葉をかけてあげてくださいね!