協調性がない!とよくまわりから指摘される!
と、人から言われるだけではなく、自分でも認識しているという方もいると思います。

実際に協調性のない人って、結構まわりにもいると思うんです。

わたしが勤めていた職場にも協調性がない人がいました。
その人は一人で黙々と仕事をするタイプ
集中して作業を進めるのはいいことなのですが、まわりとあまりコミュニケーションをとらないせいで間違った方向にどんどん進めて後で発覚…そして手戻りが発生し、大幅に時間をロスすることが度々ありました。

初めて一緒に組んだときは、そーゆうタイプの方だと知らずにミスが多発し後々かなりの痛手となりました。
その人は自分からほとんど質問しないため、こちらから頻繁に確認を入れる必要があるとわかってから、わたしもフォローできるようになりました。
でも、確証がないなら聞いてくれればいいのに…と何度思ったことか。
本人にも都度確認してください!と言っているのに、その後もまったく変化はありませんでした

と、わたしの経験談を例にだしましたが、協調性がない人は本人が思っているよりもはるかにまわりからフォローされています
一人で上手に何でもできているわけではないのです。
人と関わっていくためには、何歳になってもどんな場面でも協調性を求められることは実際に多いの確かです。

そこで、本日は協調性を高める方法をご紹介します。
「協調性を求められても自分の性格ではムリ」「協調性を見につける方法がわからない」とお悩みの方でも、努力することで協調性を身につけることはできます!今すぐ挑戦してみましょう!

スポンサーリンク

なぜまわりの人から協調性がないと思われるのか?

why

まわりの人から協調性がないと思われるのは、

  • 自己主張が強い
  • 没頭すると周りが見えない
  • まわりへの配慮が足りない
  • 空気が読めない
  • 頑固で柔軟性に欠ける
  • 一人で行動することが多い
  • 状況を把握しておらず文句が多い

などの理由があげられます。

簡単に言うと“とっつきにくくイメージ”があるということではないでしょうか。
人に流されずに自分の意見をハッキリ言えるといった長所もあるのですが、マイナスな点が目立ってしまうためまわりからはあまりいい印象を受けないのは確かです。

ご自身で当てはまるものがあれば、「ちょっと付き合いにくいな…」と誰かに思われているかもしれませんね。

協調性を高める・鍛える方法

人間関係

協調性を高める方法、鍛える方法をご紹介していきます。

なぜ協調性を身につけたいのか再確認する

why なぜたまご

はじめになぜ協調性を身につけたいと思っているのか、あらためて考えてみましょう。

  • 友人関係をよりよくしたい
  • 友人をたくさん作りたい
  • 職場で人間関係を円滑にしたい
  • 出世したい
  • 自分が浮いていると感じる
  • 人付き合いが苦痛だから何とかしたい
  • 生きにくさを改善したい

など、変わりたい理由協調性を身につけた自分の姿を思い浮かべそれを目標として行動しましょう
人はなんとなく始めたことは、すぐに忘れてしまいますし、習慣化するのはとても難しいのです。

せっかくチャンスがあっても、
「不意を突かれて心の準備ができてないし…次からでいいや!」
と前進できない状態を繰り返していては、いつになっても協調性を鍛えることはできません。

ですから、まずはどんな自分になりたいのか目標を掲げることから始めましょう。

他人に興味をもつ

人とのつながり

協調性のない人の多くは他人に興味がありません
興味がないから、一緒に行動したり、会話したりするのを面倒に感じます。

まずは、自分以外にも興味を持って接することがを心がけていきましょう。

共通点を探す

自分との共通点を探してみましょう。
人は共通点が多いほど親近感がわき、お互いに心を開きやすくなります。

共通点は、ほんの小さなことでもOKです。
「好きなTV番組、動画、本、映画、ファッション、自己啓発、興味があること…」など些細なことでもいいのです。

相手との共通点が見つかれば、共通の話題もできて話しやすくなりますし、自ずと「もっと話してみたい!」と興味がわくようになるでしょう。

いいところを探す

自分のまわりには、苦手な人もいますよね。
仲良くするのは難しいと感じる人もいるかもしれません。

でも、そんな相手こそ、その人のいい面を探してみましょう。
偉いな!すごいな!自分にはできないな!と尊敬できるところがきっとあるはずです。

いいところを知れは、イメージも変わり以前よりもずっと興味がわようになると思います。
また、今までは苦手と感じていた人も、「案外いいやつじゃん?」と相手に対する気持ちが変わる可能性もあります。

また、「この人のいいところは…」と考えるだけでも、人のことを知ろうとするわけですから、興味を持つ力を鍛えることができます!
その人のいいことを知ること、知ろうとすることが協調性を高める第一歩となります。

スポンサーリンク

積極的にコミュニケーションをとる

会話している人

学校でも、職場でも、友人関係においても、協調性を高めるためには、コミュニケーション能力は必要不可欠です。
コミュニケーションをしっかりとることで、初めてわかってくることも多いと思います。

まわりの状況を確認する

コミュニケーションを積極的にとり、まわりの人がどうしたいのか、どう思っているのかを確認するようにしましょう。
自己中な振る舞いをしてしまうのでは、まわりの状況が見えていないことも一つの原因となります。

自分以外の人の気持ちがわかれば、自分の考えだけを押し通すことが必ずしも正しくないとわかるようになります。

困っていたら声をかける

誰かが困っていたら声をかけましょう
自分が何もできないときでも、声をかけることはできますよね。
もしかしたら思っていた以上に何かしらの助けになることがあるかもしれません。

とりあえず声をかける

誰かと同じ空間にいるとき、特別用事がなくてもコミュニケーションするように心がけましょう。
必要性がないのに話しかけるのはハードルが高いかもしれません。
でも、終始無言の人よりも、少しでも言葉を交わす人の方が、まわりからの印象もよくなりますし、本当に用事があるときも断然会話しやすくなります

話題がなければ挨拶だけもOKです。

  • 自分から挨拶する
  • 天気の話をする
  • 軽く自分の話をする
  • 何か質問する
  • 何か聞かれたら答えてから同じことを聞き返す

すぐに会話が終わってしまっても構いませんので、声をかけるクセをつけていきましょう。

伝える努力をする

一人

協調性がないと思われる理由の一つに、予想がつかない自分勝手な言動が目立つ点があります。
みんなで行動しているのに、プイっと一人でいなくなったり、嬉しいのか迷惑なのか反応がわからなかったり…と、ほとんどは言葉で表現するだけで解決できることが多いのです。

感謝を言葉にする

自分のために誰かが何かをしてくれたなら、素直にありがとう、助かりましたと伝えましょう
ちょっとした小さなことでも、きちんと感謝を伝えることが大切です。

お礼を言われるだけで、「この人は悪い人ではないな!」という印象を受けます。

自分ができる範囲を言葉で伝える

  • 自分ができること
  • 自分ができないこと
  • 自分がやりたくないこと
  • 自分がやりたいこと

をきちんと伝えましょう。
あなたの気持ちがきちんと伝わっていれば、自己中とか気分屋なんて思われることも少なくなります

自分に難しいことであれば、誰かに手伝ってもらったり助けてもらうこともできます。

別行動するなら理由を伝える

  • 一人で行動したい
  • 一人で黙々と作業をしたい

と、みんなと一緒にいることが居心地が悪いときもあると思います。
そんなときは、「集中したいから」「用事があるから」「ゆっくりしたいから」と、何でもいいので理由を伝えてから別行動をするようにしましょう。

言い方に注意する

ムカムカするたまご

自分の意見がまわりと違った時に、多くの場合、それをハッキリ伝えるのはもちろん悪いことではありません
でも、言い方がキツすぎると、相手は気分を害し苦痛に思うこともあります。

  • 上からな物言いはしない
  • 一方的に否定だけしない
  • 相手の意見も聞く

と、高圧的に自己主張だけしないことが大切です。

「自分はこう思うけど、どうだろう?」「みんなはどう思いますか?」といったニュアンスで反論を言い切るのではなく、みんなと相談するイメージで話を進めましょう。

まわりに頼る

仕事仲間

なんでも一人でこなそうとするのではなく、まわりに頼ることも覚えましょう。
一人でやった方がラクだし面倒もないし、気を使わなくていいと思うかもしれません。

でも、人に頼ること、一緒に協力することも、協調性を高めるためにはとても大切なことです。

まとめ

協調性を高める方法をご紹介しました。
協調性のなさはもともとの性格だけが原因ではありません。
変えようと努力すれば誰でも鍛えることはできますので、自分ができそうなことから、徐々に挑戦してみてくださいね!

協調性というと、どうしても人に合わせるというイメージを持つかもしれません。
でも、自分の気持ちを抑えムリしてまわりに合わせることが協調性ではありません。

人の輪の中で、人を思いやりながら協力できることが必要なのです。
ですから、「自分はこう思うよ!」という意見や主張はきちんと伝えつつも、まわりへの配慮を忘れないよう心がけましょう。

スポンサーリンク