会社で働いていると、いろいろなタイプの人に出会います。
ナチュラルにまわりをフォローできるステキな人もいますが、その逆で文句ばっかり言う人や意地悪な言動が目に付く人もいますよね。
一緒に仕事をするメンバーに性格が悪い人がいると、毎日会社に行くことが苦痛になってしまう方もいると思います。
そこで、本日は、職場にいる性格が悪い人の特徴と対処法、見分け方をご紹介していきます。
身近な人のせいで嫌な思いをしている方必見です!
職場に多い性格が悪い人の特徴と共通点
職場には、性格の悪い人って結構いますよね。
高圧的な人やかなりの自己中だったりと、いろいろなタイプの性格悪い人が存在します。
本人は自分の性格の悪さに気づいていないのだろうか?
みんなに避けられてるのに、なぜ普通にしていられるの?
「あなた、みんなに嫌われてるよ。。」と心の中で呟いてしまうのは、わたしだけではないと思います。
では、性格が悪い人に共通する特徴について見ていきましょう。
相手によって態度が変わる
- 目上の人
- 上司
- 好きな人
など、自分の評価に関わる人や自分のお気に入りの人にだけ愛想がよく、それ以外の人にはあたりが強いなどの失礼な態度をとる人がいます。
目上の人には媚を売り、気に入っている人のご機嫌を取る。。。
と周りからは「裏表がある」「人によって態度が変わる性格の悪い人」と思われていますが、本人は自分が残念な人と思われている自覚がありません。
また、その人から愛想よくされている側の人も、その人の性格の悪さに気づいていないケースが多く、逆に好かれていることさえあります。
自分の非を認めず人のせいにする
あきらかに自分のミスなのに他人のせいにする人っていますよね。
- 連絡ミス
- 作業ミス
- うっかり忘れ
- 伝えたけど理解が食い違っていた
など、業務上での不注意は、誰にでもあります。
間違いをおこしたときに、「自分はちゃんと伝えました」「変更があったとは聞いていません」「○○さんの仕事が遅いから」「私の仕事ではない」など言い訳に加えて責任逃れまでする人って、ほんと性格悪いですよね。
また、最悪なのが「部下のせいにする上司」の存在。
自分のせいにされた部下は、腹が立ちますし、ガッカリもしますよね。
自分のミスに対し素直に謝れないその姿勢が性格が悪いと言われてしまうのです
陰口をたたく
陰口の好きな人いますよね。
その中でも最悪なのが、仲良くしている人の陰口を言う人。
誰の目から見ても仲が良く見える人に対し、いなくなった瞬間に悪口を言う人を見るとびっくりしてしまいます。
誰それ構わず陰口を言うのは性格が悪い人の一つの特徴と言えます。
弱いもの・嫌いな人をいじめる
自分よりも弱い立場の人や気に入らない人に対し、威圧的、攻撃的な言動をする性根が腐っている人もいます。
- 挨拶をしない
- みんなの前で叱る、ダメだしをする
- バカにする
- 上から目線の言動
- 仕事を任せない
- 雑用ばかりさせる
- 面倒な仕事ばかりふる
- 無駄な残業をさせる
- ランチや飲み会に誘わない、仲間外れにする
など、パワハラ、モラハラ、セクハラ。。。と、弱いものいじめどころか、ハラスメントだよね?という言動をすることが普通になっている人です。
自分優先で周りのフォローはしない
会社は仕事をするところです。
もちろん、自分が担当している業務を遂行することが何よりも優先なのは当たり前ですよね。
でも、自分の仕事をスムーズに進めることしか頭になく、度が過ぎた行動をしてしまう人がいます。
- 相手の状況を無視して仕事をふる
- 周りの人が困っていても一切フォローしない
というような自己中心的な振る舞いをします。
自分の評価のためには手段をえらばない
- 手柄を横取りする
- 自分のお陰!と何かと恩着せがましくアプローチする
- 同僚や部下は自分の手下だと思っている
- 他人を当たり前のように利用する
など、会社での自分の評価を上げるためには、他人の状況や気持ちなどお構いなしに行動する人もいます。
自己中ですぐ不機嫌になる
すぐに不機嫌になる人っていますよね。
- 仕事がうまく進んでいないとき
- 注意されたとき
- 誰かの行動が気に入らないとき
- 自分より誰かがよいことで目立っているとき
など、自分の思い通りにならないと、すぐに不機嫌になります。
不機嫌モード発動中は、
- 対応が怒り口調で怖い
- 適当にあしらう
- 丸投げする
- 些細なことで責める
- 八つ当たりする
- 揚げ足をとる
- 嫌みを言う
など、機嫌が悪いため言動が荒れてまわりは超迷惑を被ります。
なぜ性格が悪くなるの?その理由・原因とは?
性格が悪くなるのは、考え方が偏っていることや自分の感情を上手にコントロールできないことが原因です。
自分の性格の悪さを自覚していない人も多く、本当に厄介な存在です。
考え方が偏っている
- 自分がよければいい
- 自分の言動が悪いと思っていない
- 他人の気持ちを察することができない
と、基本的に自分のことしか考えていないケースや自分のことだけで精一杯のケースが多いと言えます。
なぜ、そうなってしまったのかには、人それぞれの原因があると思います。
- 家庭環境がよくなかった
- 幼少期にいじめに合っていた
- 誰かに裏切られた
- 甘やかされて育った
など、マイナスな出来事や育った環境が性格に影響を及ぼしている可能性があります。
感情をコントロールできない
「仕事ができて誰からも認められている自分」「みんなから好かれている自分」でありたいと願う人は多いと思います。
でも、日々の仕事や人間関係が常に順調であるとは限りません。
上手くいかない時は、どうしても他人と比べてしまい負の感情が沸き上がりこともあります。
その感情を上手にコントロールできないと性格の悪さが表面化しやすくなってしまいます。
- 承認欲求
- コンプレックス
- 嫉妬心
- 焦燥感
など、欲求や強い負の感情をまわりの人にぶつけてしまうと、他人に攻撃的になったり、不機嫌になってしまったりと性格が悪いと思われるようになります。
職場にいる性格が悪い人への対策・対処法
人は長い時間一緒にいる人の影響を少なからず受けてしまいます。
- 自分の考え方や態度も悪い方に引っ張られる
- まわりから自分も嫌われる
- いらぬトラブルに巻き込まれる
- 性格が悪い人に振りまわされる
など、性格が悪い人と一緒にいても自分にとってマイナスしかありません。
ですから、しっかり対策をとっていきましょう。
近づかない・距離をおく
性格が悪い人と一緒にいると、ホント疲弊します。
可能な方はできる限り距離を置いて接するように心がけましょう。
- 近づかない
- 会話は必要最小限に
- プライベートのことは話さない
を徹底しましょう。
聞き流す・相手にしない
一緒に仕事をしている人とは、距離を置くわけにはいかないですよね。
業務に関係のない話は、基本聞き流す、相手にしないことを徹底しましょう。
文句、悪口、愚痴など、聞きたくない暴言に対しても、心の中で「ふ~ん」と思いながら、適当な相槌をして聞き流しましょう。
気の毒な人だと自分に言い聞かせる
性格が悪い人は、残念で可哀そうな人です。
自分の感情がコントロールできず、態度や言葉にだしてしまいます。
まわりからは嫌われ孤立し、いつかバチが当たるでしょう。気の毒ですね。。。。
と、思うことで、あなたの苛立ちを抑えましょう。
責任転嫁されない工夫をする
何でも人のせいにする性格悪い人と一緒に仕事をしている場合は、
- こまめに状況を確認・報告する
- 相手の指示や報告を口頭で聞いたときは、忘備録としてメールやチャットをだす
- やり取りを常に関係者全員に周知する
などの工夫をしましょう。
大勢の人が把握しているのであれば、「自分は知らない」「○○のせいだ」などと逃れることはできなくなります。
影響されない・ブレない対策をする
性格の悪い人の考え方や言動が自分に移らないよう、ブレない自分を保つことが大切です。
微妙な人といつも一緒にいると、自分の感覚が麻痺してきて、多少のことは気にならなくなります。
それは、よくない言動に影響され、自分の考えの基準が変わるということです。
- 今のはおかしい
- そうすべきでは無いと自分は思う
- この人はろくでなしだ
と、違和感を感じた時に自分の中でしっかり、整理・復唱しましょう。
そのうえで、「気の毒な人だね~」と気にしない自分でいることが大切です。
自分の意見をはっきり言う
性格が悪い人があきらかに間違っているときは、しっかり反論しましょう。
こちらが何も言わなければ、悪い言葉や態度はどんどんエスカレートする可能性があります。
また、いつも従うばかりでは、自分より格下とみられて、酷い扱いをされてしまいます。
どうでもよい内容であれば聞き流すことも大切ですが、業務に関することであればしっかり意見することが必要です。
悪いところを本人に教える
本人に対し物言える立場であれば、悪いところを教えてあげましょう。
もちろん、激怒するかもしれません。
でも、孤立している人にとってはっきり指摘してくれる存在は珍しいことから、逆に心を開いてくれるかもしれません。
業務をスムーズに行えるよう、少し言葉遣いを柔らかくしてほしいなど、「直して!」と言うのではなく、「ちょっとしたリクエスト」をするのもポイントです。
こんな人には注意!性格が悪い人の見分け方
見分ける必要もなく性格の悪さが際立っている人もいますよね。
でも、初対面だったり、自分にだけいい顔をしている人が実は性格が悪い人だった。。というケースも少なくありません。
性格ブスには近づかないことが大切ですので、まずはどんな人なのかしっかり見分けていきましょう。
その人の本性を見抜くためには、他の人とのやり取りをよく観察することが必要です。
自分に対して感じがよい場合は、いい人だと思い込みやすくなりますので要注意です。
他の人とも仲良くしているか、どんな対応をしているかをよくチェックしましょう。
目だけ笑っていない
心から笑っていない時は、意識的にに口角をあげていても、目のまわりが緩んでいないので不自然な笑顔になっています。
裏表のある人やとりあえず笑っておこうと考えている人は、まわりの会話に合わせて笑顔を作りながら何か別のことを考えているかもしれません。
そんな目が笑っていない人には要注意です。
まわりに敵が多い
- ディスられている
- ウザがられている
- よくもめる
- 孤立している
そんな部分がある人は、性格の悪さ故にまわりから嫌われている可能性が高いと考えられます。
自分に対してとても優しくて感じがよい人でも、それはその人のほんの一部かもしれませんので注意が必要です。
ベタベタしてくる
性格が悪い人はまわりから嫌われているため、気に入った人に依存しやすく距離をつめてこようとするタイプもいます。
学生時代と異なり、会社ではそれなりの距離感でのやり取りをしている方が多いと思います。
自分の意に反して、必要以上にグイグイくる人は、もしかすると自己中で気遣いができない人かもしれません。
パワハラ営業部長の話 ーおまけの体験談ー
わたしが以前勤めていた会社の営業部長のお話。
社内の人が就任すると思っていた営業部長のポストに、社外からあっさり入ったその男性は、
- 相手のよって態度が変わりすぎる
- 自己中心的な仕事の進め方
- 部下を見下した言動
- 特定の部下に対し皆の前で大声での叱責
など、まるでドラマにでてくる嫌われるパワハラ上司の頂点に立つような人でした。
その人の凄いところは、外面(そとづら)がよすぎるところ。
自分の評価に関わる人や気に入っている人に対しては、そんなパワハラ風な面は一切見せないため、役員連中にはとても気に入られていたようです。
営業部の部下のほとんどは、もちろんその部長を嫌っていましたし、部全員の飲み会も参加拒否を徹底している方もいるほどでした。
わたしに対しては終始感じがよかったその営業部長。
でも、わたしは営業部の方から部長の本性を聞いていたので、まるで別人?もしや二重人格?と思えるほどに人って怖い。。。
自分の部長でなくて、ホントによかったと心から思っていました。
そんな人が実際にいるんですね。
性格の悪い人は、世の中にたくさんいます。
そんな人に振りまわされないために、みなさんもしっかり対策を取り入れてくださいね!
まとめ
性格の悪い人の特徴と対処法、性格が悪い人の見分け方をご紹介しました。
身近に性格が悪い人がいると、イライラするし疲れるしでほんと消耗しますよね。
でも、職場で一緒に働く人を選ぶことはできませんので、ストレスがたまらないよう上手に対処していきましょう。